韓国新型コロナパンデミック!異端(カルト)教団「新天地信者」から次々と・・・保健当局、新天地信者の名簿入手も正確性に欠ける可能性も 24日に新天地記者会見へ

感染者が一気に集中し増える一方の新天地大邱教会

韓国で新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。22日午後17時50分発表の報道では全国で433人の感染が確認され、その内の231人が「新天地」教会関係と判明した。

保健当局は、新天地の信者に対し外出を控えるよう自粛を求められているが、大邱市だけではなく韓国全土の教会に潜入工作で派遣されている可能性が高く、今後も感染拡大は止まらなそうだ。

また、新天地の教祖イ・マニ氏(89)は信者に対して適切な対応を求めるよう指示するどころか「感染は悪魔のせい」とし、新天地の教理(信仰)で乗り越えるようメッセージを発表した。大邱市のすぐ南に位置するテナム病院には多くの感染者が入院している。この病院で死者も出た。一部報道によるとこの地域は新天地の教祖生誕の地だという。また、以前から同病院には新天地の信者がボランティで出入りしていたという。病院側と新天地との関係は現段階では不明。

新天地の発表によると24日にも記者会見を開く見通しだという。

約6年前に撮影された教祖の姿。肉体が死なない「永生」と信仰されている。

新天地は韓国の主要キリスト教団から異端(カルト)規定を受けている宗教団体。教祖イ・マニが救い主、メシアとして崇められている。一般の教会とは異なり身分を偽り大学、イベント、教会に多くの信者を潜入させ布教活動を行なうため彼らの行動を正確に把握することは困難な状況だ。「私は新天地の信者ですと彼らは口が裂けても言わない」(専門家・談)という。また、別の専門家は「新天地は家族にすら入信していることを黙るよう指示されている。感染の疑いがあっても教団を守るために受診しないのではないか」と述べている。

新天地は主に韓国人、中国人の信者で構成され日本にも以前から入り込んでいる。既成教会は彼らから多くの被害を受けてきた。日本では西早稲田で多くの学生を勧誘し早朝から深夜まで宗教活動を行なっている。

早稲田の新天地に通ったことのある元受講生は「出入りが頻繁でBさんは韓国に帰った。Aさんは韓国から来たばかりという話はよく聞いた」と本紙の取材に明かした。

22日(午後22時30分)追加報道

韓国で拡大する新型コロナ感染は明日にも“感染者数”1000人超えの可能性と現地報道。本紙の記者がソウル南部の水原(スウォン)に住む大学生に取材したところ「新天地信者による感染拡大の報道を受け、地下鉄やバスでマスクをしないで携帯で話している若者をみると“新天地信者”ではないかと不安になる」と答えた。「ある大型書店では、マスクをつけないで咳をし具合悪そうにしていた人が倒れ救急搬送されたが病院で新型コロナの陽性反応が出た。これも新天地信者だった」という。新天地本部は信者に対し、マスクをつけないよう指示をしており警戒感は広がる一方だという。

23時追加報道

新型コロナ感染者(患者)が多く入院している大邱市南部のテナム病院で先日、新天地の教祖イ・マニ氏の兄の葬儀が行なわれていたことが現地報道で明らかになった。テナム病院側と新天地の関係性はまだ不明な点が多い。

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