関連団体は多数、オンラインセミナー、YouTubeコンサートなどさまざまな宣伝

韓国主要教団から異端、カルト集団と規定されている救援派(クオンパ)の一つのグループ「グッドニュース宣教会」が各教会宛にグラシアス合唱団の案内をメールなどで送っていることが分かった。この合唱団は朴玉洙(パク・オクス)氏が率いる教団の関連団体の一つでクリスマスコンサートと題して12月23日から25日にかけてYouTubeで配信される模様だ。

関連団体は既成教会の牧師やリーダーをセミナー、オンラインコンサートに誘い、協力や共感を求めている。他にもフェイスブックで活発に宣伝している劇団麦わら帽子も関連団体だと判明した。

国内本部を東京恩恵教会(東京都新宿区)に構え、グッドニュース宣教会(GOOD・NEWS・MISSION)の関連団体にIYF(国際青少年連合)、CLF(クリスチャン・リーダーズ・フェローシップ)、キリスト教指導者連合、韓国キリスト教連合(KCA)、カンタータ公演、マインド講演、オンライン聖書セミナーなどが存在する。これら名称で案内を送ってくるが何も知らないと関連性がよくわからない。

毎年、クリスマスやイースターを迎えるとカンタータ-公演を開催している。今年は新型コロナにより集会が事実上できないことからオンラインで参加者を募っているものと思われる。日本福音同盟(JEA)をはじめ、日本基督教団カルト問題連絡会はグッドニュース宣教会と関連団体の催し物に参加しないよう呼びかけてきた。

救援派(クオンパ)その実態と問題点を整理する。