異端教団が日本の福音派教会を足掛かりに国内で活動 今年は北海道で救済史シリーズセミナー
韓国の裁判所認定「救済史シリーズ創設者、平康第一教会の故パク・ユンシク氏は統一教会思想を持つ人間」
韓国の主要キリスト教団から異端決議されている平康第一教会(ピョンガンチェイル)の朴潤植(パク・ジュンシク)氏の後継者であるイ・スンヒョン牧師が今年の6月7日、北海道の日本神の教会連盟「空知太キリスト教会」を会場に救済史シリーズセミナーを開催していたことが明らかになった。
韓国側での判断、異端決議を知らされていない日本人教会はそのまま協力
平康第一教会は1991年に韓国で2番目に大きい大韓イエス教長老会統合派の異端調査機関によってキリスト論、堕落論、啓示観、創造論においてキリスト教の教えを逸脱する「異端」決議が下された。その後、2015年における機関決定で「未だに異端として活動」を確認した上で異端決議は有効とする「異端維持」が下されている。最大教団である合同派は96年にはじまり、2005年に異端、異端であると再確認する決議を下した。メソジスト(基督教大韓監理会)も2014年に異端性、カルト性「あり」とする鋭意注視(最大限に注意していくべき)団体であると決議している。
異端であることは明らか 速やかに関係断絶を
本紙の代表で「日本キリスト教異端相談所所長」を務める張清益(チャン・チョンイク)牧師は「平岡第一教会(旧・大成教会)の創設者パク・ユンシク氏は2014年に死去しましたが彼は生前に教理的な過ちを韓国主要教団から指摘され異端と規定されています。そして、今もなおその規定は有効です。それにも関わらず、パク・ユンシク氏の思想を盛り込んだ救済史シリーズという著書を彼の後継者であるイ・スンヒョンという人物が数年前から韓国、海外、特に日本でセミナーを開催しています。さらに今年は「日本列島縦断」というキャッチフレーズを掲げ、日本全土を網羅しながらセミナーを開催すると考えられます。日本では福音派の教会が彼らに会場を提供し、信徒を動員して協力している事実が残念で仕方ありません。再度申し上げますが、韓国では異端であると決議された団体を福音派の教会(その他も)が利用したり、協力することはあってはならないことなのです。異端は自分たちがどう異端であるかは絶対に明かしません。認めるどころか、迫害を受けている等と言って対抗してくることでしょう。日本の教会は正しい情報をもとに「判断する力」をもって異端教団に対応してください。」
異端認定基準 フルコースで「異端」と決議
朴潤植(パク・ユンシク) 後継者:イ・スヒョン牧師 (現 平康第一教会、前・大成教会) http://www.pyungkang.com/ 統合 1991/76 異端 キリスト論、堕落観、啓示観、創造論
2015/100 異端維持 合同 1996/81 異端 2005/90 異端再確認 基監 2014/31 鋭意注視
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