コロナ禍が緩和して、異端の活動が活発になり、被害事例も増えている。そうした中、韓国キリスト教異端相談所協会会長で異端・カルト110番特別顧問の陳用植=チン・ヨンシク=氏(大韓イエス教長老会〈合同〉常緑教会牧師)を迎え、5月10日(金)に東京で緊急異端対策セミナーが開かれる。主催は異端・カルト110番、日本異端・カルト対策キリスト者協議会、日本キリスト教異端相談所。後援は在日韓国キリスト教連合会。

陳氏は韓国異端・カルトの実態や教義に精通し、異端の被害に遭った約2500人を救出するなど、この問題のエキスパート。これまで数度の来日セミナーによって、韓国で猛威を振るう「新天地イエス教」や「クオンパ(救援派)」の偽装勧誘の手口などがいち早く日本の教会に知らされ、被害の未然防止に役立ってきた。今回の来日講演は201910月の異端・カルト110番「創立記念礼拝」以来5年ぶりとなる。この間、韓国系の新興異端・カルト団体はコロナ禍でもインターネットを駆使して新手の偽装勧誘を続けるなど、活発な活動を展開してきた。また、いくつかの団体で教祖が逮捕され、死亡した教祖もおり、今後の活動の変化が注目される。今回はそうした韓国異端のホットな最新情報を解説する。

同セミナーは千代田区のお茶の水クリスチャン・センター901号室で、対面とZoomで。午前10時から、キリスト教福音宣教会(通称「摂理」)に2人の娘を奪われ闘ってきた両親の証言もある。陳氏の講演は午後1時から4時まで。同セミナーの参加は完全事前登録制で、韓国主要教団の異端規定を受けているような異端・カルト団体関係者は参加できない。

参加申し込みは57日(火)までに、必要事項(団体、教会名、氏名、役職・立場、連絡先(メールアドレス・電話番号)を書いてメールで、0153vision@hanmail.netまで。

参加費は対面3000円、Zoom2000円(納付先は登録後に)。問い合わせは、080-9150-0691 張清益(チャン・チョンイク)牧師。詳しくはチラシで。