香港CGNERレポート「香港有力紙・大公網」より

写真:ヤン・ジコン氏は、「全能神」の問題で助けを求める夫婦の90%が離婚していたことを明らかにした。(ヤン氏はケビンという英名でCGNERの編集長を務めている)

新しい宗教的懸念 違法な異端のケースを扱う香港CGNERのヤン・ジゴン(Yang Zicong)局長は家族が全能神に入信した場合、90%以上の家族が離婚していたことを明らかにしました。この宗教は毒性が強く、信者の信仰が浅いことは少ないため入信後に目覚めることは困難です。それを防止することも困難です。ヤン氏は2008年に散発的に広がる全能神の信者家族の救済にあたったと話しました。この女性信者は香港人と結婚しました。この女性は中国(中華人民共和国)の全能神の前身である東洋の稲妻の信者でした。

2006年に香港に引っ越した夫は妻が全能神の信者と連絡を取るための機密の手段を持っていることを発見しました。自宅の全能神に関連する本は新聞や広告に包まれて隠してありました。妻に全能神の集まりに行くのをやめるよう求めると妻は離婚すると脅し、夫は6年間、その信者との結婚を承諾しなかった。この夫婦は2014年に離婚した。

全能神の集いに行かせない。そして離婚へ

受け取った十数ページにわたる資料を分析した結果、ヤン氏は全能神が香港の4つエリアで活動していることを指摘しました。大公報の記者は全能神の集会に潜入し、会場で信者を獲得するための手段として育児、食事の提供が行われている事を確認しました。ヤン氏によると全能神の女性信者、特に中国からの新しい移民は常に全能神の教会を信じ、そのために家族を放棄していると警告しました。香港における全能神の家族は離婚しており、その家族の90%は家庭崩壊しているのです。多くが高齢の信者でもあります。2012年には全能神の中核メンバーが地元のキリスト教会に潜入し、正統派のキリスト教義(牧師の教え)を学ぶという手段に出ています。活動範囲を拡大し先住民、香港の人々のコミュニティーに浸透するという宣教モデルを開発している。