韓国で新型コロナウィルスの大規模な感染を招いた新天地イエス教の李萬熙(イ・マンヒ)総会長に11月30日、第二審で防疫活動を妨害した容疑について無罪、横領容疑については有罪の判決が言い渡された。
水原(スウォン)高裁刑事3部は、「李萬熙総会長側が、教会の信者名簿と施設現況を故意に漏らしたとは断定し難い」とし、感染症予防法違反容疑に対して無罪の判断を示した。しかし、横領と業務妨害など他の容疑に対しては一部有罪と判断し、懲役3年、執行猶予5年を宣告した。
李総会長は昨年2月、新天地を中心に新型コロナが拡大している際、防疫当局に対し、信徒リストや集会場所を縮小して報告したとして逮捕された。李総会長はこのほかに、50億ウォンを上回る教会資金を集め、新しい建物を建てた際に教会の資金を横領した容疑にも問われていた。
出典 : SBSニュース
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