10年の刑期を終え2018年2月に出所したJMS(摂理)の鄭明析総裁だったが…

聯合ニュース、中央日報など韓国メディアによると、韓国・忠南(チュンナム)警察庁は930日、女性信徒2人に性的暴行を加えたとして告訴されていたキリスト教福音宣教会(CGMJMS、通称・摂理)の教祖・鄭明析(チョン・ミョンソク、77)総裁に対する事前拘束令状を申請した。忠南警察庁によると、前日に大田(テジョン)検察が請求した。

警察によると、鄭総裁は2018年から昨年まで外国人女性信徒ら2人を持続的に性的暴行した疑いが持たれている。316日、女性信徒から常習準強姦などの疑いで告訴状を受けた警察は、鄭総裁を数回召喚して取り調べを行ってきた。

告訴した女性信徒は英国籍とオーストラリア籍。2人は316日記者会見で、鄭明析からそれぞれ数回のセクハラ、類似姦淫、性的暴行、準強制わいせつを受けたと主張していた。

鄭総裁は、信徒への性的暴行などの罪で懲役10年を言い渡されて服役し、20182月に出所した。出所後すぐに複数の女性信徒に継続して同様の性的暴行を行っていたことになる。