「異端・カルト110番」に掲載された標記の記事について、宗教法人 福音宣教教会(名古屋市中区栄五丁目23番8号、代表役員 御国イザヤ)から、「異端・カルト110番」サイトのサーバー管理会社に対して422日、削除を請求する「投稿記事削除仮処分命令申立書」が大阪地方裁判所第1民事部に提出されたとの連絡が、513日サイト制作会社を通じてありました。

同申立は、当該記事が福音宣教教会(通称「タラッパン運動」)の人格権を侵害するものであり、かつ違法性阻却事由の存在をうかがわせるような事情も存在しない、との理由です。記事中の「精神疾患をもつ人を差別するような教えもある」「サタンのせいで病気になったとし、医療を拒否して祈りでサタンを追い払うなど極端な教理も特徴だ」という記述が、同教会の社会的評価を低下させ、名誉権を侵害するとの主張です。これに対してサイト制作会社と協議した結果、この記事の削除を承諾することとしました。

なお「異端・カルト110番」は、韓国由来の「異端」「カルト」については韓国主要教団の総会決議に基づいて判断しており、その方針は今後も堅持してまいります。

2022516

異端・カルト110
共同代表

張清
小岩裕一
齋藤 篤