韓国の主要教団から「異端」と規定されているタラッパン運動(日本では「福音宣教教会/レムナント」の名称で活動し、名古屋市で「日本神学校」を運営)の教役者らが、韓国で大挙して脱退宣言を発表したと、7月16日CBSニュースが報じた。
https://www.youtube.com/watch?v=9mu333Hbvyo
以下、その日本語訳。
0:01
非聖書的伝道運動として韓国の主な教団から異端とされた世界福音化伝道協会、別名タラッパン(屋根裏部屋)の一部の牧師たちが脱退を宣言し、記者会見を開きました。
約100人のタラッパンの教役者は、今日、タラッパンが聖書的な伝道団体ではないという良心宣言と共に、公教団の神学指導を受けると明らかにしました。ソン·ジュヨル記者の報道です。
0:29
異端のタラッパンを脱退した牧師たちが記者会見のために教会の講壇に上がります。 彼らはこれまでタラッパンの伝道運動により韓国教会に心配をかけたことに対して謝罪の挨拶を行い、記者会見を続けました。
0:45
悔い改めなければならない惨憺たる思いで登壇する牧師たちと牧師夫人たちと一緒に神様の前で、また皆さんの前で、韓国教会の前で一同謝罪の挨拶をしてから始めます。
1:03
タラッパンを脱退した教役者100人余りは声明で、柳光洙(リュ・ガンス)牧師を時代的伝道者と信じ、韓国教会と断絶した生活をした過去を悔い改めると言って、柳光洙(リュ・ガンス)牧師が教理的な異端であることを明らかにし、タラッパンを脱退すると宣言しました。
1:20
タラッパンには名節と呼ばれる3つの大会があります。
その中で一番大きい大会がWRCカンファレンスです。
今回の主題歌の中にこういう歌詞があります。
「神様は私の永遠の作品だ」
私たちが神様の作品であり、神様がどうして私の作品になり、私たちの作品になることができますか?
1:42
彼を時代的な伝道者と呼び、ただその一人のメッセージに従い、韓国教会と断絶した生活をした過去の過ちを徹底的に悔い改めます。
これに対し、私たちはタラッパンが聖書的伝道団体ではなく、柳光洙(リュ・ガンス)牧師が教理的異端であることを明確に明らかにし、世界福音化伝道協会のタラッパンを脱退します。
2:09
また、タラッパンの脱退教役者たちは、タラッパン内では教理的な問題の他に、財政不正やタラッパン牧師たちによるセクハラ事件も隠蔽されていると主張しました。
2:20
その話を聞いても、名前さえ分かれば皆知っている本部の牧師である人たちが何の措置も取らず、甚だしくは申告しようとするとそのことを止められ……
彼らはタラッパン内の性暴力被害が現在まで10件余り受け付けられたとし、 加害牧師たちを対象に法的対応をしていくと明らかにしました。
2:42
これに対して、世界福音化伝道協会のタラッパン側は、脱退教役者たちの主張に対して、リストラされた牧師たちが虚偽事実を流布しているとし、公式反論を準備していると伝えられました。
2:55
タラッパンからの脱退者が3月に1回目の脱退を宣言したのに続き、脱退者が増え、今回2回目の脱退を宣言したことで、教界内外への関心も高まっています。
3:04
タラッパン1次脱退教役者11人がイエス教長老会合同中央老会に加入請願をしましたが、神学検証を理由に拒否されたりもしました。
3:16
一方、タラッパンは、非聖書的な悪魔論、天使動員説などを理由にイエス教長老会合同教団、高神教団、メソジスト教団、アッセンブリー教団など主要教団が異端と規定しています。
CBSニュースのソン·ジュヨルです。