「摂理(JMS)ナンバー2」と呼ばれるチョン・ジョウン容疑者に検察が15年を求刑した。チョン·ジョウン容疑者はキリスト教福音宣教会(JMS)総裁チョン・ミョンソク(鄭明析)容疑者の性犯罪を助けた疑いで418日に拘束され裁判を受けている。

犯行現場となった月明洞修練院内の鄭明析の寝室(左)とリビングルーム(右)=出典:大田地方検察庁

926日、大田地方裁判所で開かれた公判で検察はチョン・ジョウン容疑者に懲役15年を求刑し、残りの共犯5人に各々懲役3~10年を求刑した。「聯合ニュース」によると、この日の10回目の公判でチョン・ジョウン容疑者は「2018年末から引き続き信徒たちが性犯罪被害を受けたという報告を受けて知っていた」とし「(チョン・ミョンソク)本人に尋ねたところ、違うと言い、20年間ずっとメシアだと信じて従った私も混乱した」と主張した。

また検事が「前回チョン氏をメシアだと思うかと尋ねた時、証言を拒否すると言ったが、今はどう思うか」と尋ねると「イエス様だけがメシアという言葉に代替する」と話した。チョン・ジョウン容疑者は犯行を黙認したことは認めたが、実際の犯行に加担した事実はないと明らかにした。

チョン·ジョウン容疑者は「チョン・ミョンソクをメシアと称し、被害者にチョン・ミョンソクの言葉と行動を拒否できないよう洗脳」、「ここで主を守りながら眠りなさい」と指示したことで準類似強姦の疑いが持たれている。 一方、チョン・ジョウン容疑者は信徒の前でチョン・ミョンソクの性的問題について認め、チョン・ミョンソクがメシアではないと発言している。730日、チョン・ジョウン容疑者は「教会を混乱に陥れ、多くの生命を流失させた」という理由で免職された。

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