日本基督教団カルト問題連絡会は10月23日、いわゆる「宗教二世」問題を新たに作らないための約束と宣言をホームページ上に発表した。子どもたちの信じる自由・信じない自由の尊重、「教育」や「しつけ」と称する虐待やハラスメント、裁きや罰、地獄や終末といった宗教的観念で子どもたちを脅さないことなど、いわゆるカルトの「宗教二世」問題で指摘されている8項目を挙げ、このような問題を新たに作り出さないために、それぞれの信徒、教師、教会が、子どもたちに対して「何をしてはならないか」を表明する、約束と宣言。キリスト者にも無縁ではなく、同様の問題を起こしていないか、今後新たに起こさないか、自己を振り返りつつ、注意していく責任がある、との問題意識から作成された。