大韓イエス教長老会合同福音(張在亨〈ダビデ〉牧師、クリスチャントゥデイ、基督日報、イエス青年会)から脱会したイ・ドンジュンさんの証言 全文

異端似非対策委員、専門家と共に記者会見を行った元信者イ・ドンジュン氏(中央)。この証言内容が韓国検察庁によって「事実」、「虚偽とは考えにくい」と結論付けられた。2008年9月11日 会見の様子(写真提供・教会と信仰)

 

2008年9月11日、一人の男性が著名な異端対策委員(各主要教団)、専門家と共に韓国で記者会見を行いました。彼の名はイ・ドンジュンさん。再臨のキリスト疑惑が浮上していた元統一教会幹部の張在亨(ジャン・ジェヒョン)牧師の本部教会で副牧師を務め、張牧師が設立した韓国クリスチャントゥデイ広告局長という立場にいた人物であることを会場に集まった大勢の報道陣の前で打ち明けました。彼の口から「私は張牧師を再臨主と信じた」と証言し、組織の驚きべき実態を詳細にわたって明かしたのです。

記者会見後、イ・ドンジュンさんの元所属教会は「証言は捏造」として名誉毀損に該当する12項目を刑事告訴しました。ソウル中央地方検察庁は3ヶ月にわたる捜査でイさんの証言は「事実であり」「虚偽とは考えにくい」という結論で嫌疑なしで処分しました。クリスチャントゥデイはイさんに対する地検の判断を正確に報じず、彼を非難、誹謗する内容の記事を今日まで掲載しています。本編は、韓国で記者会見を行った元信者イ・ドンジュンさんの当時の会見原稿をそのまま日本語訳にして掲載することにしました。同様の証言は中国、香港、アメリカ(英語圏)、韓国、日本、欧州で提起され続けています。

 

私は韓国教会で物議をかもしている張在亨氏(ジャン・ジェヒョン)の教団で牧師按手を受け牧師として働き、関連団体クロスマップで広告営業に従事し、クリスチャントゥデイで広告局長を歴任し、またこの団体の核心教会であるアンテオケ教会で副牧師として働いたイ・ドンジュンと申します。私は、私が一時、再臨のキリスト(再臨主)と信じていた張在亨氏に深刻な問題があると判断して、そこから脱会しました。私は誰の名誉も傷付けたり復讐したりするためではなく、真実は必ず明らかにされなければならないという思いと、韓国教会から異端、カルト集団が消えなければならないという思いをもって、記者会見に臨む事にしました。

張在亨氏の教会に通うことになったきっかけ

2002年8月頃、私は家族関係の問題を抱え様々なことで精神的に苦労を感じていたところ、ロシアで宣教活動をする途中しばらく韓国に帰国していたある女性宣教師と学校で出会いました。彼女は自分のことを「キム・シネ」(本名・キム・ヘラン)と紹介し、その人は私に聖書の勉強をしてみないかと言って近づきました。私は個人的な苦しさの中にいたので彼女の誘いを断ることができず、私の携帯番号を教え、同日の夕方に会うことを約束しました。約束した以上、一度は会っておこうと思い聖書の勉強をするようになりました。それで毎日のように教会に通い話を聞きました。

この教会こそが張在亨氏が設立した多くの教会の中のひとつであり、教えてくれたキム・シネ幹事も本名ではないことを後に知りました。この団体の幹事クラス以上の人で選ばれた人に限って本名の他に張氏が名付けてくれる別名を使っていますが、何度も名前をもらいその都度変えた人もいました。

修練会で聞いた張在亨氏の御言葉とテープの説教、そして講義

教会に通いながら福音書の御言葉に多くの感動を受けました。毎日のように涙を流しながら御言葉を聞いて、それまでイエス様と関係なく生きようとしていた私の罪に目覚め苦しみ、涙が止まらなかったのです。半月ほど御言葉を学びました。その時、教会から修練会の話をもちかけられました。

忠州(チュンジュ)のあるリゾート地で修練会を開催しましたが、異言というものを初めて知り、張氏が説教したのですが「血潮の十字架」というタイトルだったことを覚えています。当時、張氏から聞いた話を簡単に要約すると次のようになります。

一生涯イエス様に仕えなければならなかった洗礼者ヨハネがイエス様を伝えていたが、彼がイエス様に従わなかったので仕方なくイエス様は直接12弟子を選んだ。洗礼者ヨハネを慕っていた多くの弟子たちが本来はヨハネと共にイエス様に仕え働くべきだったのに弟子たちが沢山できてしまい、彼らがある程度の地位を持つようになると高慢になって自分の従兄弟だったイエス様に「神の意」として仕えないで他の者に従うようになったので、洗礼者ヨハネの死後、集まった多くの弟子たちはそのまま散らばるしかなかった。その聖書的根拠は、イエス様がシモン、ペテロを「ヨハネの子シモン」と呼んだことだ。洗礼者ヨハネに代わるシモン・ペテロだという意味だ。

このような説教を聞きながら「私もイエス様を口で認めるがイエス様を本当の王様である救い主として仕えて来なかったな」と泣きました。二泊三日の修練会の最終日に江原道(カンウォンド)から来たというメンバーたちが私を取り囲んで祈ってくれました。その時、異言が語れるようになりました。

修練会後から音声テープで張氏の説教を聴くように言われました。だから一日に5回ずつ聴いてA4用紙に内容をテープ起こしのように全部書きとめてキム・シネ幹事に渡しました。終末論の講義はキム幹事が直接やってくれましたが、その講義では「太陽と月が光を失って星が落ちるのは今、私たちを支えている知識と理念などが光を失い、イエス様の光で生きていくことになる」という教えが語られました。そして水を堕落した世界の比喩(ひゆ)として、終末の携挙(けいきょ)は純粋な水蒸気のように引き上げられた人々だと言いました。だから空中で主に会うというのは実際に空中に上がるのではなく、このような意味だと教わりました。

独自入手した内部写真。イエス青年会で学生信者たちを前に語るダビデ牧師こと張在亨氏。(写真と証言は直接的に関係はありません。)

私は張在亨氏を再び来られたキリストと告白しました

そして洗礼者ヨハネの教えの中で、預言者エリヤが昇天してその使命が洗礼者ヨハネに続くように、イエス様が天に帰られてその使命が誰かに通じてつながると学びました。私は、イエス様が雲に乗って来るのではなく、イエス様の使命を持って来るあるお方が来るという話を聞いて本当に衝撃を受けました。その瞬間、私はここの教えが本当のキリスト教の御言葉だと信じました。

私は80講義と歴史の講義(終末論、時と時期、新しいイスラエル等)を全部聞いており、結局、堅信までするようになりました。この過程の中ですべての聖書勉強は、究極的には「再び来られる主は、この地にいらっしゃる方」であるという結論に至ります。私が聞いている御言葉が黙示録で言う「永遠の福音」であり、「この御言葉を解き明かしてくださった方がそのお方(張在亨)だ」と思うようになりました。私はその時、とても混乱していました。これが確かなら、ここは韓国に数ある異端集団ではないか?しかし、私は福音書の御言葉を聞きながら受けた感動と修練会で授かった異言の賜物、今まで死ぬほど父を憎んでいたし母も憎んでいたのが、御言葉を聞いているうちに全ての憎しみが雪解けしたようになくなったことを考えると、異端と決め付けて脱会できない何かがここにはあったのです。

私はどうせ生きる望みがなかったわけだし、張在亨氏がキリストかどうか疑わしい部分も少しあったのですが、1年程ここで生活しながらそれを確認しようという意図もあり、結局、張在亨氏を再臨のキリストですとキム・シネ宣教師の前で告白しました。あちこちの集まりに多く出掛けるようになり、疑問より確信のほうがもっと私を支配するようになりました。

私は以前、セブンスデー・アドベンチストの教会に通っていました。ここでは浸礼(洗礼)を受けなかったのです。しかし(共同体での)聖書勉強をしながら、神様と共に歩み一生暮らしていきたいという気持ちでいっぱいになりました。洗礼を受けたいと思い「どうすれば洗礼を受けられるの?」と聞くと、キム幹事はそんな私をあざ笑いながら「お前はダビデ牧師様の説教をちゃんと聞かなかったな」と無視されてしまいました。後で分かったのは、水の洗礼より火の洗礼を重視するとのことでした。堅信すれば洗礼を受ける必要がないと言っていました。私はこの団体で牧師としても働きましたが、一度も洗礼を授けたり、他の人が洗礼を受ける姿を見たことがありません。

張在亨氏側の関係教会での働きとカードローン

私は堅信して3ヶ月後に春川(チュンチョン)にあるポムネ教会の伝道師として任命を受け、続いて江原道(カンウォンド)の地域長にも任命されました。ここで私にカードローン問題が起きたのです。地域長として任命を受けた翌日の朝、江原道にある教会の近況報告を受けました。原州の重生教会(張在亨の教会)のキム・ユンジョン伝道師(女)から「教会の家賃を滞納しているので追い出されそうだ。直ちに350万ウォン(約35万円)が必要だ。張在亨氏側の信者が運営する株式会社ベレコムに貸すように言われました。この要求を受け2つのカードを作りました。総額は300万ウォン借りましたが法外な利息が付きました。

さらに驚くべきことは、ベレコムに貸した金は一週間経っても返済してくれませんでした。電話で聞くと「ベレコムの運営が大変なので返済はしばらく猶予してくれ」と言われてしまいました。あとで分かったことは、ベレコムだけが私に嘘をついたのではなく、キム伝道師も嘘をついていました。というのは、借金をさせた理由は家賃を滞納しているからという話でしたが、実はその金をOTCS(オリベット大学の前身)という張氏の神学大学に学費という名目で送金していたのです。滞納している家賃は350万ウォンというのも嘘で、本当は100万ウォンでした。

キム・ユンジョン伝道師は、「学費を払うことはプライベート目的ではない。OTCSは牧師様(ダビデ)が設立した神学校で、ここではオーストラリアにあるSCC(Southern Cross College)の学位がもらえるから」と言い出しました。ある仲間の話によると、私がその団体に入る数年前に権(コォン)ダビデという牧師がSCC(Southern Cross College)の学長を務めていた時に韓国分校の設立を予定し、韓国を訪問中に張在亨氏に出会い、瑞草洞(ソウル市ソクチョ)にあったクリスチャントゥデイの建物内にあった教会で若い青年信者たちが説教を熱心に聞き、几帳面にすべて書き留める姿を見て権学長は「こんなに御言葉に熱心な若者が集まっているなんて!」と感心して張在亨氏にSCCの教授職を与え、張在亨氏が設立したOTCSの学生たちを権学長のSCCで勉強できるようにしてくれたのだと聞きました。

私が知る限り、この教団のほとんどの教職者は正常な神学教育を受けたことがありません。張在亨氏はこれを利用して(神学校卒業証明が必要であるため)教団内の若い牧師たちにSCCの卒業証明書を授与しましたが、私を含め、私が知る限り誰もSCCで授業を受けたことはありませんでした。もちろん、権学長は張在亨氏が秘密裏に教える教理を一度も聞いたことがないでしょう。そして権学長は、張在亨氏が再臨のキリストであるという問題も知らないでしょう。

私はカードローン事件を信仰の母と信じていたキム・シネ幹事に報告させてもらいました。すると、キム幹事が「おまえは彼女(金を借りるよう指示したキム・ユンジョン伝道師)を犯したのか?」と言ってきたのです。私は呆れてしまいました。ここでは善悪の実は性的な堕落だと教えているので、男女メンバーが互いに好意を抱くことを極端に嫌っていました。それから数日後、キム・シネ幹事は自分が管理を任されているジュビリーミッションのセンター家賃が滞納しているので金を貸してくれと言って来ました。言われた通りカードローンで借りましたが、翌日また連絡が来て「お前もここの状況を知っているじゃないか。私は金を返済する能力がない。だから献金したことにしなさい」と言われました。私は結局「分かりました」と答えました。キム幹事との金にまつわる話はこれで落ち着いたように思えました。

しかし、数日後、忠州(チュンジュ 韓国中部に位置する地方都市)で牧会していた先輩牧師から「教会の家賃が払えない」と電話がありました。彼曰く、「家賃のために祈っていたらイ・ドンジュンに電話をかけなさいと神の声を聞いた」ということでした。私は「こちらも3ヶ月間滞納しています」と伝えると、「そうか」と言って電話を切りました。ところが5分後にまた電話が掛かってきました。彼は「本当に方法がないのか?」と聞きました。私は「祈ってみて神様は方法があると教えてくれたので、信じてカードローンをさせていただきます」と答えてしまいました。まず、違法ローン会社を探し、正規ではないやり方で借金しました。業者から手数料を引かれ手元には63万ウォンが入金されました。先輩牧師に金を貸していたので、また金を工面すればローンの手数料分も返済してあげると言うので手続きをしました。結局、先輩牧師は最後まで返すことはありませんでした。数ヶ月後、その牧師は新車を購入しました。嫌な気持ちになりました。このせいで私は債務不履行者となり今に至っています。

対外向けの説教と内部向けの説教を分離

張在亨氏が設立した教団、団体は徹底して外部向けの説教と内部向けの説教が管理されています。張氏は、アレキサンダーの部下の一人がエルサレム地域を統治するようになり、破壊された神殿が回復するまでにかかった期間が42年間。だからマタイの福音書のイエスの系図もまたアブラハムから14代、14代、14代。ここにいらした方がイエス様だと教えました。イエス様はもともと42年間働きながらこの地上に神の国を完成させる予定だったが、「備えられた者たち」(洗礼者ヨハネを含む)が救い主として来られたイエス様を歓迎せず、3年目にして捕えられ殺された。神はその時点まで大勝利を収めていたが、結果として(使命が)残された歴史が生まれたのです。この内部向けの聖書解釈は、張氏が42歳(1992年)になるまでイエス様ができなかった働きを達成するために準備していたものだと教えています。

日本の裁判(CTと救世軍・山谷真少佐)で山谷氏側が証拠として提出した張氏の東京ソフィア教会で教えられていた講義ノート(Kノート)。「1992年10月30日に教団がはじまった。93年復活祭が本格的にはじまった。牧師先生が生まれたのは、49年10月30日回復され、そこから歴史がはじまった。さらに42年・・・」イ氏の証言する内容と日本側資料も一致する。(裁判資料の写し)

 

私がこの教団から脱会する時、私を説得し懐柔しようと訪ねてきたキム某幹事は「あなたに教えたキム・シネ幹事は頭のおかしな人だから時々誤ったことを教える」と言い出しました。話すうちに事実(再臨主、様々な問題)が暴露されてしまう前に全ての責任をキム・シネ幹事のせいに装う意図を感じたのです。私たちはここで、張在亨氏がこの歴史を開始した1992年から42年間、その事実を公にせず内部だけで働きを進めるべきだと信じていました。そうでなければイエス様の時代のようにまた計画が中断され、悲劇を迎えると学んだからです。

そして、ユダヤ教から区別された者たちがキリスト教を始めたように、キリスト教で選別され準備された者たち、召しを受けた14万4千人の民が新しい団体を作っていかなければならないとして、自分たちがその民であるため神の国を建設する過程で自分たちに物質的、精神的に危害を加える者は神が懲らしめてくださると信じています。

彼らは真面目に仕えているように見えますが道徳性が相当欠如しています。私の経験では、張在亨氏の金の問題行為を直接的に問うことは非常に難しいです。理由は、彼をキリストと告白する信者たちに新しい団体の責任を負わせ、「君がここのアブラハムだ。全権を与えよう」と任せるからです。こう言われれば彼らは飢えても喜んで仕事します。私も本当に張在亨氏がキリストなのか疑問でしたが、このように責任を任されることで次第に疑いが晴れ、張在亨氏をキリストと認識しながら過ごすようになりました。張在亨氏は「表向きには徹底してイエスを前面に出していきなさい」「キリストと十字架を強調した教会を前面に出しなさい」と指導していました。口では「イエス様の御名によってお祈りします」と言いながら、頭では「張在亨(キリスト)」を思い出しながら祈りました。

張在亨氏が結んでくれる結婚、成婚式

借金事件があって数ヶ月後に聖婚(せいこん)の話がきました。私と一緒にいたキム某幹事も聖婚すると言っていました。彼が言うには「イ・ドンジュン伝道師も結婚適齢期だし、使役者だから次回の聖婚に加わるでしょう。ダビデ牧師様が聖婚相手を選んでくださいますが、気に入らなければ断ってもかまわない。しかし、断れば牧師様の意に背くおかしな人間だと評価される可能性がある」と言われました。私は決めてくれるなら従うと決心しました。

私は2003年7月17日。聖婚2期で結婚しました。我々は夜明けに聖婚式を行い、張在亨氏はその足で中国の聖婚式に向け出発しました。この日120組が聖婚式をしたと聞きました。張在亨氏は私に江陵(韓国の東部の地方都市)で使役するリュ・ソンハ伝道師をパートナーとして結んであげようと言いました。私は「アーメン」と答え、リュ・ソンハ伝道師も「アーメン」と返事しました。その後、聖婚式に参加した男性信者は全員が牧師に任命されました。私も堅信後、10ヶ月で牧師になりました。リュ・ソンハ伝道師は春川(チュンチョン)に使役先を異動し、私と一緒に使役するようになりました。

イ氏の証言通り、韓国で聖婚式を挙げた同日(2003年7月17日)、張氏は中国へ渡りイエス青年会の信者の聖婚式の司式をしていた(中央が張氏)。張氏が設立したオリベットアッセンブリー、大韓イエス教長老会合福、関連団体の幹部信者も映っている。韓国の式には現在のあいのひかり教団の主要人物も参加していた。(提携メディア 香港CGNER提供)

張在亨氏は私にソウルにあるアンテオケ教会に就くよう辞令を出しました。「そこで力を得て、また使役しろ」と言いました。アンテオケ教会はこの団体の中心にある本部教会でした。そこで私は副牧師として仕えることができました。当時は本当に嬉しかったです。前任はホン某牧師が担任を務めていましたが、彼女も私たちと一緒に聖婚式をした人で相手はキム某牧師でした。聖婚は一般的な結婚式と内容は少しも変わりませんが、秘密裏に行う儀式なので家族、親戚には知らせてはいけません。後々、問題になると「もう一度結婚しろ」と指示され、改めて結婚式を挙げた人もいます。しかし、本人にとって聖婚約式が結婚そのものでした。すぐに夫婦生活に入ります。そして、この聖婚式では「使徒の指輪」が夫婦に与えられます。この指輪は「再臨されたイエス様の使徒になった」という意味があります。

平日はクロスマップ営業社員、主日にはアンテオケ教会の副牧師

私は韓国のクロスマップで広告営業の辞令を受けて平日は社員。日曜日は副牧師として使役するようになりました。張在亨氏はクロスマップに電子図書館を作らなければならないと言うので、私はネットで探しに探し準備をしました。宣教目的でシステムを構築した社長がクロスマップに電子図書館を導入しました。クロスマップの使役から一ヶ月も経たずにクリスチャントゥデイ広告局長に任命され、そこで働くことになったのです。

その頃、張在亨氏は権会長のオーストラリアSCC卒業証明書では世の中に対して大きな影響力を発揮できないと考え、米国のパク牧師と親交を深めながら自分の教団の信者にフラー神学大学の学位を与える計画に取りかかったことがありました。私たちは全世界で認められるフラーの卒業証明書を授与されるという話に大変興奮しました。しかし、この計画がうまく進まなくなると、張在亨氏は「我々がフラー神学校よりもっと偉大な学校を作りそこで学位を得ればよい」と宣言し、それで設立したものが米国にあるオベット大学です。

統一教原理講論と張在亨氏から聞いた永遠の福音

私がクリスチャントゥデイにいた時(2004年)、張在亨氏の統一教前歴説が韓国中に報じられ、韓国基督教総連合会(CCK)の異端対策委員会が本人を調査しました。私は営業担当だったので、張在亨氏がクリスチャントゥデイの記者にどんな指示を出したのか正確には分かりませんでしたが大筋は伝わってきました。張在亨氏は外には隠していましたが内部では「統一教会は洗礼者ヨハネ的な人々だった。ノアがハトを飛ばす前に飛ばしたカラスと同じような存在だ」と教えていました。霧の中でカラスとハトは見分けがつかないので、この2つは「同形異質」だというのです。統一教会と張在亨氏の教えは同じであり質が異なるという理論です。だからこそ、私たちがもっと大きくなって彼ら(統一教会)を吸収しなければならないと教えていました。

当時のCCKが張在亨氏に対し、統一教会と決別している証拠として「統一教会は異端だと宣言する声明広告を新聞に掲載するよう」指示したと聞かされましたが、張在亨氏は我々に「それはできないからな」とはっきり言いました。彼の嘘がますます明らかになると数人の先輩幹事だけを集め、CCKに悔い改めの覚書を作らせ送りました。

この時、クリスチャントゥデイ側に張在亨氏から指示がありました。「共同体の全メンバーを殺害しようとしているニュースアンドジョイ(キリスト教精神に基づいて本質を追究する改革的なキリスト教メディア)のクリック数をあげてはならない。クリックできないようにしろ」という内容でした。しかし、私はニュースアンドジョイの記事を読んでいたのでクリック数はかなり上げていたと思います。同紙の記事を読みながら張在亨氏に多くの疑問点が生じるようになりました。

我々(共同体)は1992年に始まっています。当時の張在亨氏はある学校の教授をしていたために忠州とソウルを毎日往来しながら昼は学校で教え、夕方はソウルで御言葉を広めていたと聞いていました。後で知った事実ですが、創設時のメンバーは鮮文大学(創立者は統一教会の文鮮明)に通い、張在亨氏が教授を務めていた講義を受講していたそうです。彼の統一教会前歴は創設メンバーだけ知っていて後から入った信者には隠していました。統一教会の教授を辞めてから財政的に厳しくなり、地下鉄でたわし売りをするなど苦労したようです。チョコレート自動販売のビジネスを始めてから少し儲けが出るようになり、負債を多く抱えたがベレコムをオープンしてからたくさんの稼ぎを得たと言っていました。

ニュースアンドジョイの記事を読むと、たわし売りをしながら正統な教団に入り牧師の按手を受けたことがわかります。異端の人間が隠すためという理由は分かりますが、あまりに簡単に牧師按手を受けたようで変だなと思うようになりました。私は原理講論を少し読みました。張在亨氏が解き明かした永遠の福音と相当部分が一致していることがわかりました。そこで妻であるリュ・ソンハ伝道師を説得しました。私たちが脱会に至るまで6ヶ月以上掛かりました。

途中でリュ・ソンハ伝道師は統一教会信者のおばさんに出会いました。最初は何も知らずに関わっていました。ところが統一教会の信者だとわかり、おばさんが文鮮明について話す様子が、この教団のメンバーが張牧師について講義する様子とあまりにも似ていることがわかりました。それで張在亨氏が間違いだとわかり、苦労してこの団体から出ることができました。

張在亨氏「私はキリストだと教えたことはない!」

私が脱会すると告げた数日前に張在亨氏が我が家を直接訪ねてきました。この時、張在亨氏は疑惑だらけだけど「私はキリストだよ。あなたはどこへ行こうとしているのか?」と語りかけてくれたら再び命がけで彼に従った可能性が大きかったと思います。しかし、彼は3時間も我が家に居座って「自分はキリストだと教えたことはない!」と同じ主張ばかり繰り返して去っていきました。信者が脱会した場合、先に述べたとおり42年間の歴史(再臨主)を公にせず信者は働かなければならないという思想を隠さなければならないので彼自身がそうしたのですが、私にとって張在亨氏のこの姿を見た時にここを離脱する決定打となりました。

異端ではない正統派教会ならこのようなメシア教理を教えるはずがありません。私から敢えて張在亨氏が「私はキリスト・メシアだ」と教えない理由や話をする必要はもはや必要ないと思います。なぜなら私はこの教団で学んだすべての教材、資料を保管しているからです。最近になって神様の導きでこの事実を世に明らかにしなければならないと考えました。あまり深く考えずにやったことですが、神様が今日という日のために備えてくださったのだと思います。最後にお願いがあります。この教団に属している人たちのために祈ってください。彼らの情熱には誰も、理解しついていくことはできないでしょう。その情熱を正しい道に注いだら、それこそ本当に驚くべき歴史が起こるのではないかと信じます。

可哀想な彼らの魂を助けてください。いつも神様の平安がありますように。

 

2008年9月11日 イ・ドンジュン