救援派(クオンパ)・グッドニュース宣教会江南(カンナム)教会の朴玉洙氏、2千万ウォン罰金刑。国土法・建築法違反の容疑・・・控訴棄却 食品衛生法違反の前科も 

キリスト教ポータルニュース(2017年5月22日号 チョン・ユンソク記者(牧師))

朴玉洙氏は1審で国土法、建築法違反で2千万ウォン罰金刑を受けた後、控訴した。 裁判所はこれを棄却している。(ソウル中央地方裁判所判決文の写し)

 

韓国のキリスト教主要教団が異端、カルトと総会決議を下している救援派(クオンパ)の朴玉洙(パク・オクス)氏(グッドニュース宣教会創設者)が韓国の国土法(国土計画及び利用に関する法律)や建築法違反の疑いで2017年5月11日、ソウル中央地方裁判所の2審でも2千万ウォン(約200万円)の罰金刑を言い渡された。この判決に被告側のパク・オクス氏は「刑は重すぎる」として控訴。裁判所はこれを棄却した。パク・オクス氏側は2011年10月と2014年4月に二度にわたり、グッドニュース宣教会江南教会の周辺の土地を一部駐車場、道路に変更しており国土法に違反したことが明らかになっている。

 

また、ソウル地裁はパク氏が管轄官庁の許可を受けずに2012年3月にコンテナ1、2棟を設置して建築物を増築し2015年1月には、事務所運用用途の名目でで教会の建物4階を改造して建築法を違反したとして、罰金2千万ウォンを言い渡している。

グッドニュース宣教会の代表人物として毎年、聖書セミナーを開催しているパク氏は今回の事件の他にも2012年12月31日、食品衛生法違反でソウル地方検察庁から略式で500万ウォン(約50万円)の罰金刑を言い渡されていた。パク氏と同じ容疑でグッドニュース宣教会の教団側某氏にも300万ウォンの罰金刑が下されていた。パク氏(救援派、グッドニュース宣教会、喜びのニュース等)は、韓国主要教団である基督教大韓聖潔教会(1985年第40回総会)、大韓イエス教長老会高神(1991年第41回総会)、統合(1992年第77回総会)、合神(1995年第80回総会)、合同(2008年第93回総会)から異端、似非(カルト)と決議されている。

ソウル瑞草区(ソクチョ)に位置する「喜びのニュース江南教会」の周辺道路

 

 

 

食品衛生法違反で500万ウォンの罰金刑を受けた朴玉洙氏(左上赤囲み:朴玉洙 下囲み:食品衛生法違反 略式500万ウォン)

この記事は、韓国のキリスト教メディア「キリスト教ポータルニュース」から日本の読者向けに翻訳、編集したものです。(正式な業務提携に基づき翻訳、引用しています。無断転用を禁止します)