40億円台の巨額金融詐欺事件を「虚偽ニュース」だと報じる関連メディア「宣教新聞」

2020年03月13日 (金) 教会と信仰 筆者・崔三卿/本紙編集人 大韓イエス教長老会統合“光と塩教会”担任牧師

筆者 崔三卿(チェ・サムギョン)牧師

 韓国を代表するキリスト教異端研究者の崔三卿(チェ・サムギョン)牧師が、再臨主疑惑を受ける張在亨(ジャン・ジェヒョン)牧師と彼が創設した各国のクリスチャントゥデイ、関連するメディア各紙、米国で有罪判決を受けたグループ会社とオリベット大学の巨額不正融資・詐欺事件などに言及した記事を自身が運営する「教会と信仰」に掲載した。崔牧師は韓国で二番目に大きな大韓イエス教長老会統合派に所属する牧師で「光と塩教会」の主管牧師を務め、教界での人望は厚い。長年異端研究に取り組み、さまざまな異端・カルトと向き合ってきた。崔牧師が編集人を務める「教会と信仰」は1993年に創刊した異端問題を中心とした専門誌(2005年からオンライン版)。崔牧師は異端調査委員会、対策委員会で委員長や重要な役職につき、大きく貢献しているエキスパートだ。同時に異端・カルト側から激しい報復攻撃を受け、逆恨みされ批判的な書籍も出版されている。数千人ものカルト信者が教会周辺を取り囲んだこともあった。だが韓国キリスト教界はクリスチャントゥデイの崔牧師批判を信用しておらず、他の異端と変わらない「報復手段」と受け止めており冷静だ。

再臨主疑惑がある張在亨牧師は、崔三卿牧師が韓国基督教総連合会(韓基総=CCK)で異端対策委員長だった時、「調査」を受けた過去がある。以降、張在亨牧師は自分の広報窓口であるクリスチャントゥデイや関連メディアを通じて崔牧師を誹謗中傷する虚偽報道を長年続けている。報復攻撃は止むことがなく、再臨主疑惑は崔牧師が「ねつ造した」と報じている。最近は、崔牧師自らクリスチャントゥデイの虚偽報道に反論する記事を連載中である。

以下、崔牧師による「教会と信仰」の記事。

序論

筆者が、アメリカの大手マスコミ各社が報じた再臨主疑惑があるクリスチャントゥデイ創設者・張在亨(ジャン・ジェヒョン)グループの巨額金融詐欺事件で被告ら(ジャン牧師の教団幹部信者)が起訴された事件を取り上げたところ、張在亨グループメディア「宣教新聞」が“事件は虚偽だ”と紙面で反論した。アメリカの有力紙(少なくとも7社以上)がデイビッド・ジャン(ダビデ)こと張在亨の関連する企業、団体において約40億円の融資金不正流用が発覚し告発されたことを大きく報じた。韓国では本紙(教会と信仰 amennews.com)とキリスト教社会派メディア“ニュースアンドジョイ”が特集した。ニュースアンドジョイは「張在亨関連&大学、メディア40億円台の金融詐欺確認」というタイトルで掲載し、本紙は「張在亨グループが次々に貸付金流用罪で訴えられた」と報じた。筆者が起訴内容を紹介したのは3月6日であり、最も遅く配信した。

http://www.newsnjoy.or.kr/news/articleView.html?idxno=300258 ニュースアンジョイの記事 (2月28日)

http://www.amennews.com/news/articleView.html?idxno=17385本紙:教会と信仰の記事(3月6日)

*リンク先の日本語訳は行なっていません。

張在亨グループメディア「宣教新聞」https://www.missionews.co.kr/はすぐに反論記事を配信した。第1弾が2月28日付「40億円台の金融詐欺事件は偽ニュース」「軽犯罪で一段落へ」(担当:イ・ジヒ記者)という記事。第2弾は「崔三卿(チェ・サムギョン)の教会と信仰、またもや歪曲ニュースを出す」(3月7日付)だった。掲載時期をみると最初の反論記事は筆者が報じた内容への反論とは関係がないものだった。二番目の反論記事を読むと、本紙だけがこの事件を取上げたかのような書き方をしている。それ以前からアメリカの有力紙が報じたことについては触れていない。どうやら、それを隠した彼らなりの理由がありそうだ。

張在亨グループメディア「宣教新聞」今回はイ・ジヒ記者が担当している。(宣教新聞から引用)

張在亨グループメディア「宣教新聞」(クリスチャントゥデイ系列)

https://missionews.co.kr/news/581883

https://missionews.co.kr/news/581925

張在亨グループメディアの李知姫(イ・ジヒ)記者の最初の記事はアメリカのマスコミ各社とニュースアンドジョイに対する反論と読むことができる。なぜなら筆者はこの記事の後に掲載したからだ。彼らは筆者がこの事件を報じることをこの時点では知らなかった。

3月7日付「宣教新聞」は我々が「事実をねじ曲げた」と断定的に報じた。しかし、本紙(教会と信仰)も筆者も報道するにあたり真実を歪曲したことはない。張在亨グループメディア「宣教新聞」の当該記事こそ心底“偽もの”だと言える。筆者は過去に経験した張在亨グループの非理論性を今回もまた経験した。昔からそうであったように、彼らは嘘があまりに巧みで上手い。この事件を通して問題点を具体的に最後まで明らかにしていく方針である。                

張在亨グループの40億円台の金融詐欺事件が“偽もの”だという“宣教新聞”の記事が偽ニュースであり“詐欺”である。

  最初にアメリカの有力紙すべてが「重犯罪」と報じたのに対し唯一「宣教新聞」だけが軽犯罪だと報じた。まず、その7紙から紹介しよう。クリスチャニティトゥデイは故ビリー・グラハム牧師が創刊した米国(福音派)で代表的なキリスト教メディアだ。他にもニューヨークタイムズ、ニューヨークポストなどは米国きっての有力メディアとして知られている。本紙はあえてこれらの記事を翻訳しないが、Google自動翻訳機で簡単に訳してみれば読者はすぐに「重犯罪事件」の事実を確認することができるだろう。一言でいえば、どこにも軽犯罪という言葉は出てこない。この事件は不正融資、詐欺などいくつもの重犯罪が共謀して行なわれた「多重犯罪」であることが鮮明になった。

記事を読むだけで重犯罪事件だと、子どもでもわかるレベルだ。この事実が張在亨氏のメディアではイ・ジヒ記者を通して他紙と異なる内容を報じ、重犯罪事件が軽犯罪に化けてしまうのだから驚くばかりだ。

張在亨グループメディアの一番の特徴は、自分たちを批判する相手の記事をそのまま正確に紹介しない卑怯さと不誠実さにある。本紙は常に張在亨グループの主義主張(記事内容)をそのまま紹介し、一つひとつ反証してきた。いつまで続くのかわからないが、本論争も続くことは明らかだ。宣教新聞やクリスチャントゥデイはアメリカの各紙関連記事とニュースアンドジョイ、本紙の関連記事をすぐ読めるように(リンクを張り)紹介する勇気を期待したい。

仮に張在亨グループ側の報道のように一連の事件が単なる「軽犯罪」で済んだなら、現地メディアもすぐに特集を組んでそう伝えたに違いない。ところが、現地を含むどのメディアもそのような事実は報じていないのだ。

さらに今回の事件が本当に軽犯罪として処理されたなら、重犯罪と報じた関連メディアらを相手取り張在亨グループはいつものように訴訟を起こせば良い。過去のパターン同様にそうすればよいはずだ。宣教新聞のイ・ジヒ記者は担当記事が真実だと思うなら「真実」のためにアメリカの大手メディア各社、ニュースアンドジョイ、筆者(崔三卿)も、いつものように刑事告訴すればよい。

また、張在亨側の主張が正しいなら、まず自分たちへの起訴内容をすべて公開するべきだろう。筆者は起訴内容を現地メディアが提供したことは知っているが、張在亨グループも持っているはずだ。それなら公開してほしい。我々はイ・ジヒ記者にそのような誠実さと勇気がどこまであるのか読者とともに見守るつもりだ。以下は、張在亨グループが起こした一連の事件(詐欺事件)を扱ったアメリカの報道各社の記事だ。7社分を紹介したい。

1.クリスチャニティトゥデイ ChristianityToday

https://www.christianitytoday.com/news/2020/february/ex-christian-post-publisher-cmc-ibt-olivet-fraud-scheme.html

2.ニューヨークタイムズ New York Times

https://www.nytimes.com/2020/02/14/business/media/Etienne-Uzac-newsweek-fraud.ht

3.ニューヨークポスト NEW YORK POST

https://nypost.com/2020/02/20/bible-school-olivet-university-pleads-guilty-in-money-laundering-case/

4.SightMagazine

https://www.sightmagazine.com.au/news/14880-bible-college-and-former-newsweek-and-christian-post-publishers-plead-guilty-in-us35-million-fraud-probe

5.ABC

https://abc14news.com/2020/02/21/bible-school-olivet-university-pleads-guilty-in-money-laundering-case/

6.LAW.COM

https://www.law.com/newyorklawjournal/2020/02/18/ex-publishing-executives-plead-guilty-avoid-jail-time-in-case-linked-to-newsweek-magazine/?slreturn=20200206070351

7.Patheos

https://www.patheos.com/blogs/thefreethinker/2020/02/christian-university-in-california-fined-1-25-million-for-fraud/

 上記の記事が配信されると韓国、日本、中国、香港、アメリカ、オーストラリアなどにある張在亨氏が作ったメディア「クリスチャントゥデイ」の姉妹メディアである「宣教新聞」のイ・ジヒ記者が、事件を起こした同じ張在亨グループの被告らを擁護し始めたのだ。

そして、イ・ジヒ記者は2度にわたり反論記事を書いたが事件に言及した他紙については一切触れず、なぜか筆者を名指しして批判した。まるで筆者だけがこの事件を報じたかのように読者に誤解させる内容で書かれていた。

結論から言ってしまおう。たとえ、空が真っ二つに割れようとイ・ジヒ記者の記事は「偽ニュース」だ。いや、偽ニュースなんてものではない「詐欺レベル」の文章だと見るのが正しい。紹介したアメリカのすべてのメディアは例外なく張在亨グループの事件は「重犯罪(第一級)」と報じているのに、彼女だけ軽犯罪だと言い張っているからだ。起訴内容を精査しても現地報道を分析しても、被害額(詐欺で得た不正金)を考えても被告らが受けた罰金刑の額からしても、それを軽犯罪と主張するのは正常な判断能力を欠いた人間の妄想ということになる。重犯罪中の重犯罪だ。

もうひとつは、イ・ジヒ記者は軽犯罪と重犯罪の法的理解の乏しさもさることながら英語能力の弱さを見せつけたかたちで「主張」している点だ。そう理解せざるを得ない。

イ・ジヒ記者さん。必要だと感じたら米国のメディア7紙の記事をそのまま翻訳して読めばよい。そのメディアに共通する語は「Felony」だ。辞書を引きなさい。「felony」翻訳すれば「重犯罪、凶悪犯罪」と辞書には書かれている。法律の専門書には「殺人・放火・強盗などの凶悪犯罪、重罪」と紹介されている。古代英国法律書には「死刑に値する重罪」だと書かれている。別の表現にすると「serious crime」(深刻な犯罪)を指す。張在亨グループが報じた軽犯罪なら「misdemeanor」になる。あなたがたは英語も理解できないのだろうか? あなたがたは韓国人だが自分の国の言葉も理解できないのか? それとも真実を知らないのだろうか? おそらく後者だろう。

イ・ジヒ記者が報じた最初の記事を引用してみる。(宣教新聞)「米国のオンライン経済誌であるIBT(財経新聞)とIBTが買収したニューズウィーク、そしてキリスト教メディアCMCI(クリスチャントゥデイなどの親会社・現在は閉鎖)と関連した法廷闘争は最近一段落した。一部メディアはこれを巡って40億円台の巨額詐欺事件などと誇張して報じたが、結果、単なる軽犯罪であることが判明した」。

この記事を読むだけで、だらだらと3つも嘘を書いている。

イ・ジヒ記者は「キリスト教メディアCMCIなどと関連した法廷闘争が最近一段落した」と報じたが、何を根拠に一段落したというのか理解できない。

 筆者と「教会と信仰」は現地の検察による起訴状から客観的事実のみを引用した。2月21日に起訴(訳注:求刑)され、翌月4月20日に最終的な判決が言い渡される予定だ。イ・ジヒ記者は起訴内容も知らず判決内容も知らない記者のようだ。起訴は検察が行なう手続きであり、判決は判事が下すものではないか。検察が重たい刑を求刑しても裁判所、最高裁が嫌疑なしと言えばそうなる。反対にいくら地方裁判所が嫌疑なしにしても最高裁が重刑と判決を下せば重刑になる。社会的常識だ。

宣教新聞は「一段落」と報じている。法廷ではそのような判決も結論も出されていない。どうも彼らは判決文も読まず、地裁も高裁も最高裁の判決すら知らないようだ。なにが一段落なのか次の反論記事で正確に答えてほしい。

起訴状と最終判決をみると、張在亨側はむしろ大変な状態に陥っている。なぜなら、関連団体の主要人物(幹部級信者)らが重犯罪で起訴されたからだ。私から忠告したい。「張在亨側は、今回の事件はもとよりすべての告訴事件ごとに(今後も告発されるだろう)いかなる上訴、上告もせず、抗告もやめ、常に最終判決を甘んじて受けてこそ誠実だ」ということだ。今回の事件は起訴内容と最終判決を反省し、正直に受け止めたものではなく、このままでは自分たちに不利になると考えた苦肉の策としか言いようがない。(懲役刑が確定する重罪の判決を前に有罪を認め、懲役刑を回避する米司法取引のひとつ)

張在亨グループが支払うよう命じられた罰金は125万ドル(約1億4千万円)にもなるのにそれも軽犯罪だと言うのか?

 マンハッタン地方検察庁は張在亨牧師が設立したオリベット大学に科した罰金の総額は125万ドル(約1億4千万円)だ。それも軽犯罪だと主張している。イ・ジヒ記者は罰金額がいくらになれば重犯罪だと考えられるのか明らかにしてほしい。この地球上で1億4千万円の罰金刑を軽犯罪と主張するのは張在亨牧師とその信者たちだけだろう。

さらに指導者である張在亨牧師は起訴されず、事件を起こした被告らは「張在亨氏とは直接関係はない」と主張しているが、では、なぜ張在亨のメディアは「関係ない」はずの彼らを弁護するのだろうか。あまりに不自然だ。

本紙(教会と信仰)は2018年からこの事件を報じてきた。IBTのエチエンヌ・ウザク被告とCMCIのウィリアム・アンダーソン被告は「張在亨グループから離れた」と法廷で明らかにしている。何より指導者(張在亨牧師)は起訴対象から最終的に除外された。起訴された被告らは今回の事件で当該会社、団体を辞めたとしている。では、なぜ張在亨グループメディアは「無関係、もう辞めた」はずの彼らを弁護するのだろうか。理由は何だろうか? このグループは重犯罪を軽犯罪と言い張ってでも張在亨牧師と被告ら(幹部級信者)を弁護しなければならない絶対的な理由があるのだろうか?その理由を知りたい。

読者のために本紙(教会と信仰)が配信した記事を参考にしてほしい。

http://www.amennews.com/news/articleView.html?idxno=16608

http://www.amennews.com/news/articleView.html?idxno=16651

http://www.amennews.com/news/articleView.html?idxno=16565

(日本語に訳されていません)

 張在亨グループ、そのメディアが常に強調しているのは「私たちは張在亨と関係がない」という点だ。その一方でどんな人物であれ張在亨牧師(再臨主疑惑、問題点)を追及、批判すれば、決死隊のように擁護を始め批判してくる。彼らがよく言う「関係がない」というのは、都合良く法的関係がないよう関連団体の登記をしている事実を「根拠」に関係性がないように装っているだけだ。面白いことに「関係ない」張在亨に触れようものなら「関係ない」彼らが命がけで擁護し、相手を攻撃する毎回のパターンに本当の目的が隠されていることがわかる。ここまで来ると皮肉としか言いようがない。

法的に関係性がないのなら他のいかなる道義的、霊的関係も「関係」ないということになる。張在亨牧師が地上に再臨したイエスに代わるキリスト役を務めようが、信者たちが彼をキリストと信じようが何の関係もないのかもしれないという理論になるはずだ。関連団体だけが関係ないというのは総合的に考えおかしい。法的関係はあくまで最小限の関係性にすぎない。再臨主と信者の関係はもっと重要なものなのだ。

本当に彼らが言うように関係がないなら擁護してはならない。何の関係もなく、今回の起訴事実が張在亨氏と何の関係もないなら、むしろ重犯罪者たちと一線を引くべきだろう。犯人を擁護することは意味がないことだ。関連メディアが擁護を繰り返し、嘘の弁護を続け相手を攻撃している姿から、切っても切れない特別な関係にあることは明白だ。彼らは「関係ないと言うものが関係があり、関係があると主張するものは実はない」という結論なのだ。

イ・ジヒ記者は「起訴された事件と関係がない張在亨氏の名前を教会と信仰が取上げた」と批判した。

 イ・ジヒ記者は2度目の報道で次のように主張した。「崔(チェ)編集人(筆者のこと)は5日付の「教会と信仰」の記事で事件と関係がない張在亨牧師の実名を取上げ、関連団体が次々に訴えられたという歪曲ニュースを流した」。

この文だけを見ると他紙は張在亨氏の名前を取上げなかったが、筆者だけが彼を実名で批判したように書いていることがわかる。それは違う。すべてのメディアが張在亨氏は起訴されなかったことを把握した上で、各社の記事で「張(ジャン)」と関連していること、さらには張在亨氏の再臨主疑惑まで共に取上げていることをどう説明するつもりか?

米大手メディア「ニューヨークポスト」だけ見てもこの事件について張在亨氏の名前を正確に取上げた。関連メディアIBT(財経新聞)のオーナー(被告)ら皆が韓国人のデイビッド・ジャン牧師(張在亨)の取り巻きとして、彼ら信者たちも張在亨と共にオリベット大学の創設に関わったことを伝えている。ニューヨークポストは「サンフランシスコに小さなキャンパスを持つオリベット大学は、マンハッタンから約75マイル離れたニューヨーク州ウィンデールに第2のキャンパスを建設する計画があったが結局実現しなかった。その建物の窓には鉄格子があり過去にハドソンバレー精神病棟として使われていた痕跡が幽霊のように浮かび上がっていた」と報じた。

張在亨グループメディア各紙のこれらの対応から言えることは、「張(ジャン)氏を護り、再臨のキリストだとわからないようにすることが最大の目的でなければ、ここまで嘘をついて擁護する必要はないだろう」ということだ。筆者は張氏が起訴されなかったことも知っており、本紙(教会と信仰)で正確にそれも報じた。

 もし、張在亨という牧師が健全でクリーンな人物であり彼が犯罪を指示していないのなら、今回の被告らと完全に一線を引き、以前所属していた(?)被告らを厳しく批判するべきだ。そして、悔い改めを促す必要もあろう。張在亨氏はオリベットアッセンブリー総会長でクリスチャントゥデイや世界各地にある関連団体のトップ、指導者として世界の教会と韓国キリスト教界に今回の事件について謝罪しなければならないはずだ。しかし、何も語らず姿も見せず、自分の信者が犯罪者になった事実を逆に擁護して嘘をつく姿勢は理解できない。特殊な利害関係があるのだろう。彼と信者の間に何らかの堅い信義があるのだろうか。それとも張氏という再臨主を信仰する信者という関係性が本当のことを明かさせないのか。

何より重要なことはエチエンヌ・ウザク被告(元IBTメディア会長)とウィリアム・アンダーソン被告(元CMCI会長)は、今年の2月中旬に40億円に登る巨額詐欺・不正事件の罪をすべて認め有罪になったという点だ。この事実はニューヨークポストでも詳しく書かれている。読者の皆さんも張在亨グループ側もイ・ジヒ記者も、以下のサイトをチェックしてみてほしい。

https://nypost.com/2020/02/14/ex-newsweek-owner-dodges-jail-after-pleading-guilty-in-money-laundering-scandal/).

これでわかることは、両被告は懲役刑を免除されるという条件でマンハッタン地検の起訴内容を承服したという事実だ。これが紛れもない事実である。そして両被告はまだ最終判決を待っている立場である。終結していない。検察側は「4月20日の最終判決を前に新しい情報(捜査過程で)が入れば、起訴内容は変わりうる」と言及した事実もイ・ジヒ記者には知ってほしい。この事件は地検による捜査が続いていることを示している。

繰り返し取り上げるが、ニューヨークポストによるとこれまでの検察の捜査結果は次のようなものだと紹介している。

(要約)「張在亨グループのIBTメディアとCMCI(クリスチャンメディアコーポレーション・インターナショナル)は巨額融資を銀行から受ける際、経営が順調であるかのように偽装(詐欺)して銀行を騙し、不正に得た融資でこれらグループが返済できずにいた多額の借金を返済し、残金はサンフランシスコの小さなキリスト教大学であるオリベット大学の新しいキャンパス設立のためニューヨーク州北部の土地購入に使用した。融資の際、被告らは融資先にサーバー用の最先端機器を購入すると用途目的を説明していた。その条件で審査が通り融資の許可が下りた。しかし、それは嘘だった。架空の資金流用記録を残すために安価で制度の低いコンピューター装備を買い、当初の用途目的のように装った

この事件が「嘘」で「軽犯罪」だと彼らは主張している。もう笑うしかない。

結論

クリスチャントゥデイに協力しているキリスト教界の一部牧師たちと「彼らは何も問題ない」と態度を急変させた韓国教会連合(韓教連=CCIK)事務総長・崔貴洙(チェギス)牧師は、今回起きた張在亨グループの実態を正確に知り、その結果をもって「正しい」「するべき」決断を下す契機になってほしいと強く願う。

(CCIKチェ事務総長は、張在亨牧師とクリスチャントゥデイを激しく批判し警戒する立場だった。ところがオリベット大学に招待され、それ以降、彼らを擁護し韓国主要教団の総会決議を無視する立場を表明した。CCIKはオリベットアッセンブリーを「宣教団体」として会員に登録した。チェ事務総長はオリベットアッセンブリーが「張(ジャン)牧師」と直接関係はないと言及しているが、本人は張(ジャン)氏が滞在するオリベットを訪問し接待された。)

クリスチャントゥデイを見ると未だに著名な牧師や教授らが名を連ねている。編集顧問、会長など外堀を埋める委員らは張在亨グループの人間ではない。この方々のなかに張在亨がどんな人物なのかよく理解しないまま協力しているケースが多い。しかし、筆者の経験から言えることは、真実から目を背け自分の目で問題を知ろうとしない牧師が少なからずいるということだ。この機会に張在亨氏とその側近らの霊的、社会的な道徳的水準をよく見極めて上で、ある種の決断を下すことを強く願いつつ第一回目の私の文を終えたいと思う。

事件の経緯 https://cult110.info/news/christiantoday/christian-today-2020-0214-olivet-ibt-cmc-w/