ニュースアンドジョイ2018年12月23日号

張のメディアは発信力を確立すると再臨主疑惑報道のたびに「張」を擁護、そして相手を攻撃へ

はじめに…ニュースアンドジョイは今年、韓国と日本のクリスチャントゥデイで起きた問題をきっかけに再臨主疑惑を追及されている張在亨(ジャン・ジェヒョン)に対する報道を再度整理する必要を感じた。牧師に法的、道徳的欠陥があることは問題だが再臨主疑惑を受けているとなるとまるで次元が異なる事態だからだ。張氏に関連した団体が何の目的で存在するのか、団体が稼いだ資金はどこに流れるのか、自分たちが再臨主と信じる張在亨を助けるために存在しているのでは、と疑いが深まる。特にクリスチャントゥデイは正統なキリスト教メディアのように振る舞うが、果たしてその目的は何だろうか。
ニュースアンドジョイはこの一ヶ月、取材した具体的な内容をシリーズで報道する。今回は韓国で張氏を擁護し、彼の活動を報じ続ける新聞各社の報道内容を分析。その意味を探りたい。

「今日の教会が深い関心を持って開発し発展させなければならない分野はメディアだ。現代社会におけるメディアの比重と役割は実に重大である。」

T・シュワルツが指摘したように、現代社会においてメディアは第2の神だ(Media the Second God)だ。

張在亨は1983年、延世大学修士論文に「韓国教会行政と広報媒体の役割」と題して「メディアは第2の神だ」と書いた。張は急速な文明発展を理由に挙げ、世界の急速なグローバル化を見込んで「人々は今や見ない。聞かないことを信じない世の中になった」と持論を綴っていた。張はこの言葉を立証するかのように、自分で多数のメディアを設立した。彼の公式サイトで自ら設立者を名乗る9つの団体中、4つがオンラインメディアだ。プロフィールによればクリスチャントゥデイ基督日報(キドイルボ)、英語版の基督日報(クリスチャンデイリー)を設立したと紹介。クリスチャンポスト(CHRISTIANPOST)は設立メンバーであり専任顧問だという。

さらに張が直接の設立者ではないが、彼が設立したオリベット大学出身者が立ち上げたメディアも多く存在する。特にオリベット大出身者で構成されたIBTメディアは、2013年に米国の週刊誌Newsweekを買収し話題になった。米国だけでなくイギリス、日本、香港、オーストラリア、シンガポールなどに張と関連する報道機関は世界各地に運営されている。1980年代にメディアの重要性を見通した張は、メディア分野の先駆者として評価するべきなのだろうか。しかし、張と関連するメディア各社の行動を詳しく分析すると、果たして何が目的で存在するのか疑問を拭えなくなる。今回の特集では、張と関連する韓国内メディアと彼らの報道について取り上げる。

張在亨(英名:デイビッド・ジャン)の公式英語サイトには彼の経歴、実績が紹介されている。プロフィールには自身が設立したというメディアが4社も載っている。(張在亨公式サイトより)

クリスチャントゥデイの海外支社リンクと基督日報リンク…事務室の数、人員など相当数が一致。ベリタスも変わらず張の報道を続ける。

自称「宗教新聞1位」クリスチャントゥデイから報じてみたい。クリスチャントゥデイは張が設立者であり、現在の取締役のうちイ・ジョンウォン社長(2018年12月報道当時、現在は異動)を除き、張が設立した大韓イエス教長老会合福教団(旧合同福音)の牧師、幹部らが経営陣として就いている。同教団のチャン・シファン総会長、シン・ジョンファン副総会長、ソ・イルグォン総務が役員を務めている。人的構成だけをみれば合福教団の機関紙そのものと言っても過言ではない。

クリスチャントゥデイはその後、張側のメディアである「宣教新聞」と合併し、現在はクリスチャントゥデイ社長イ・ジョンウォン氏が発行人を兼務している。クリスチャントゥデイは基督日報とベリタスとも関係がある。現在のクリスチャントゥデイ社長は2011年までベリタスの代表取締役を務め、ベリタスのキム・ジンハン編集長もクリスチャントゥデイの記者を務めていたことがある。アポロギアを立ち上げたキム・ギュジン記者(注:クリスチャントゥデイ日本支局記者を務めていた)もクリスチャントゥデイ出身で、今は基督日報の編集長を務めている。アポロギアは社名を「基督時報」(キドシボ)に変更した後、現在は合福教団の機能も果たしている。代表は同教団のチャン・シファン総会長(牧師)である。この基督時報も張側のメディアであり英語版ではクリスチャンタイムズで運営中だ。

2008年12月、クリスチャントゥデイは記事で「クリスチャントゥデイはベリタス、アポロギアとパートナー協約締結」と紹介している。ベリタスとアポロギアの役員らは元クリスチャントゥデイ役員と記者たちだった。公には「新聞の志向に対する意見の違いから独立したと」紹介している。しかし、彼らが同じ事務所を共有していたことも確認している。クリスチャントゥデイと基督日報は2008年まで登記謄本上、韓国の端草洞(ソクチョ)にある建物を使用していた。2010年まで同じビルに入っていた。基督日報は合福教団本部が入る安岩洞(アンアムドン)のクロスビルに移転して以降、ベリタスも2014年からクロスビルに登記上の住所を置いている。また、クリスチャントゥデイのホームページにある会社紹介で国際的ネットワークの欄をクリックすると日本(jpchristiantoday.co.kr)、ヨーロッパ(eu.christiantoday.co.kr)で在米韓国人が運営していると紹介しているが、ヨーロッパ支社の住所をクリックすると基督日報の英語版サイトが開き、クリスチャントゥデイ(http://www.christianitydaily.com)と同じものが表示されたが突如リンクを削除してしまった。

本紙の記事制作段階の数日前まで、クリスチャントゥデイのホームページの世界的ネットワーク組織図にヨーロッパの住所が記載されていたが削除されてしまった。このリンクを押すと基督日報の英語版につながる。左が削除前(左上の囲みがヨーロッパリンク)、右が削除後の現在。ヨーロッパ支局はどこへ行ったのか。(クリスチャントゥデイより)

普段は一般的なキリスト教ニュースを配信…張のオリベット大学広報の役割も果たす。張の再臨主疑惑を問われると急に擁護記事を連載。主要教団はクリスチャントゥデイを異端擁護メディア再確認

普段、クリスチャントゥデイとベリタスのニュースを読むと、一般的な業界紙ではないかという評価も一理あるといえる。クリスチャントゥデイはずっとキリスト教保守派と大型教会を代弁する記事を配信し続けてきた。ベリタスは教会改革とエキュメニカル関連ニュースを伝えてきた。張の再臨主疑惑が報じ続けられた2009年1月にベリタスを設立したキム・ジンハン記者はニュースアンドジョイの取材に対し、「クリスチャントゥデイと追求するところが異なる新聞で財政や法的に何の関係もない」と答えている。しかし、張については、ベリタスもクリスチャントゥデイと同様の報道を行ったのだ。

ベリタスは2012年、張在亨牧師が再臨主問題の釈明会見を行った後、「現代の魔女狩りに翻弄されるマスコミたち」という記事を掲載した。再臨主疑惑を追及する各紙に対し、「分析の結果、現代版の魔女狩りに徹底的に踊らされていることも確認できた」と述べるなど、合理的な疑惑を否定し張を擁護した。張が設立したオリベット大学やワールドオリベットアッセンブリー教団に関係する記事は、クリスチャントゥデイ、基督日報、ベリタスにだけ掲載されている。これらメディアに掲載されるオリベット大学の記事は、同大学の学生が編集したものをほぼそのまま翻訳して載せていた。一例として、クリスチャントゥデイは2019年11月26日、「オリベット大学博士課程コースでコルロキウム(Colloquium)進行」という記事を掲載した。コルロキウムとはラテン語で「集まって対話する」を意味し、「ディスカッション」をさす。オリベット大のウェブサイトニュース欄に11月16日掲載された「Doctoral Professors Engage Students with Colloquium Lectures」記事を数段落だけ除いてそのまま写したものだった。 このようなやり方で張の関連メディア各社は、張の動静やオリベット大の主要ニュースを伝えている。以下はクリスチャントゥデイと基督日報、ベリタスの過去の見出しを比較したものである。

  • 張在享牧師が設立したオリベット大学、米オンライン教育上位3位(クリスチャントゥデイ 2017年12月2日)
  • 張在亨牧師が設立したオリベット大学米国全体の神学校のうち順位3位(ベリタス 2017年12月4日)

しかし、オリベット大学とクリスチャントゥデイ、クリスチャンポストなど関連メディアの親会社であるCMCI(クリスチャン・メディア・コーポレーション・インターナショナル)、オリベット大学出身者が設立したIBTメディアが数百億ウォン(日本円で数十億円)台の横領詐欺の容疑で起訴された事件について、関連メディアは一切報じていない。同じくアクセス数偽造操作による政府広告受注疑惑も報じなかった。このように張に関連するメディア各社はオリベット大の情報を客観的に伝えるのではなく、典型的な「広報紙」の役割を果たしていることがわかる。

今年の9月に大韓イエス教長老会統合総会(イム・ヒョンソク総会長)で「クリスチャントゥデイは依然として異端擁護メディア規定」を解除せず再確認(継続)している理由を、「再臨主疑惑を晴らせない張在亨を擁護、広報する記事を書き続けているため」だとした。同様の基準で考えるなら基督日報とベリタスも問題になるはずだ。ニュースアンドジョイは張とクリスチャントゥデイの関係性について取材するため、ベリタスのキム・ジンハン局長に電話とSNSメッセージで連絡を試みたが回答を得ることはできなかった。過去にクリスチャントゥデイ日本支局記者を務め旧合同福音教団宣教師だった基督日報のキム・ギュジン編集局長も取材に応じなかった。

張が設立したオリベット大学が「あるサイトの調査」でオンライン教育上位3位に上がったという記事と、タイトルが張側のメディア各社で酷似している。この3社以外に張に関する広報的記事を掲載するメディアは存在しない。(写真、左から韓国クリスチャントゥデイ、基督日報、ベリタス。(画像、各紙より)

張牧師が再臨主だと議論が起きるたびにその相手を記事で攻撃…同じパターン
元信者(脱会者)に人権侵害に該当する激しい攻撃…アメリカでも日本でも疑惑が浮上すると同様の攻撃を続ける

このように張とつながるメディア各社は、再臨主論争のたびに先頭に立って張を忠実に守り続けてきた。過去の記事と総合すると、議論が起きるたびに疑惑の本質に触れず、告発者や異端研究家、メディアの記者個人を激しく攻撃する「メッセージ型攻撃」に徹する。彼らは「波紋が広がっている」「衝撃を与えている」「世論が広がっている」「驚愕を禁じ得ない」といった表現を使い問題を逆に誇張しようとするのも特徴だ。

過去の例を取り上げると、クリスチャントゥデイは2008年~2009年、元クリスチャントゥデイ広告局長で張側の教会の副牧師をした元信者イ・ドンジュン氏による記者会見後から、彼を助けた異端研究者の崔三卿(チェ・サムギョン)牧師とパク・ヒョンテク牧師(韓国キリスト教異端相談研究所)に疑惑、問題があるという記事を次々配信し始めた。2009年6月には、クリスチャントゥデイは「イ・ドンジュン氏の証言を覆す決定的資料が出た」という記事を掲載。同紙によるとイ・ドンジュン氏と信仰的交流をしたという匿名知人の証言を取り上げ、「崔三卿牧師が偽りの証言をするようイさんに金品を渡し懐柔した」といったものだった。決定的な証拠は何も示されず、空振りに終わった。

さらにイ・ドンジュン氏に再臨のキリスト信仰を教えた旧合同福音教団キム・シネ(本名キム・ヘラン)氏は同紙のなかで「イ・ドンジュン氏は正統な信仰をもともと持っていた。イ氏は金銭的な問題を抱え、信仰的にも苦難の中にいたと聞いている」と述べている。さらに「崔牧師がイさんを利用したのではないか」とイ・ドンジュン氏証言を全面的に否定した。当時、クリスチャントゥデイは、崔三卿牧師が「マリア月経 胎孕論(たいよう)」を信じる「三神論者」という疑惑を持ち上げ集中的に批判していた。「月経 胎孕論」とは処女マリアが聖霊によりイエスをみごもる聖書の教え(信仰)ではなく性行為によって受精しイエスを妊娠したという考えである。キリスト教では聖霊により身ごもったことを堅く信じている。さらにパク・ヒョンテク牧師に対しては、学歴偽造疑惑を取り上げて批判記事を連載した。クリスチャントゥデイは2009年10月17日、「異端鑑別士パク・ヒョンテク牧師が学歴偽造疑惑」と報じ、「三神論異端思想とイエスの聖霊受胎否定で教団内において大きな物議を呼んでいる崔三卿牧師の最側近としてこれまで韓国教会の異端鑑別士を自任してきたパク・ヒョンテク牧師の学歴操作疑惑が提起された」と大きく報じた。これは事実に反する。

それだけではない。記者個人とメディア各社に対する疑惑報道も開始した。2011年当時、韓国基督教総連合会(韓基総:CCK)と張在享の友好関係を批判的に報じた「教会と信仰」(チョン・ユンソク記者:現キリスト教ポータルニュース代表)も学歴を偽造していると張側のメディアが報じたのだ。関係者、報道各社への疑惑報道を加熱させている最中、張は世界福音同盟(WEA)北米理事に就任しており、突如帰国してWEA世界総会の韓国誘致に向けたロビー活動をCCKと行っている最中だった。学歴ねつ造報道を受けたチョン記者は、報道した基督時報(張側)を名誉棄損で告訴。基督時報は罰金500万ウォンを言い渡されている。

それでも彼らの攻撃は止まることはなかった。2012年、米国の福音派老舗マガジン「クリスチャニティトゥデイ」が11ページにわたり「張在享(英名:デイビッド・ジャン)再臨主疑惑報道」を行った。この時も韓国同様の異様な反応をみせた。クリスチャニティトゥデイの担当記者だったケン・スミス氏に対し、クリスチャントゥデイは「ケン・スミス氏がかつて勤務していた会社の問題を知っている。この会社は児童ポルノ画像を制作していた」と記事に掲載したのだ。この記事にケン・スミス氏は「とんでもない中傷だ」と反論。「クリスチャニティトゥデイは張の再臨主疑惑を報道するにあってファクトチェック(真偽検証)を十分におこなった。このような中傷行為には動じない」と主張した。

ニュースアンドジョイが今年(2018年)の12月初めから日本側の脱会者らの証言を皮切りに「張在亨と追従者たちシリーズ」を連載すると、急に張に関連するメディア各社は過去と同様の攻撃に出た。彼らは日本クリスチャントゥデイを退社し内部告発の役割を果たし、張グループの問題点を明らかにしようとしたA氏に攻撃を集中させた。韓国キリスト教放送(テレビ放送CBS)と「教会と信仰」が韓国を訪問したA氏に関する情報を扱うと、すぐに張側の「宣教新聞」(2018年10月23日号)が「A氏は日本でヘイト・スピーチ、特に嫌韓主義(韓国を差別する)発言をしながら虚偽の事実を流布し、ねつ造を行い現地宗教界で物議を呼んだ人物」と非難した。

その後、日本クリスチャントゥデイ(社長・矢田喬大)はA氏の実名を無断で明かし、「カルトプログラマー(異端操作専門家)」と激しく非難した。会社の内部告発者の実名をいかにせよ公開することは、報道機関という名分があっても当事者を脅迫する行為と変わらない。さらに日本クリスチャントゥデイは12月22日付の記事で、A氏を「教会を離れた人や信仰が弱い人、利害関係がある人たちに誇張、歪曲、偽りで懐柔し、絶えず洗脳する手口で教会を敵視させ攻撃させることを目的とした、日本のキリスト教界を分裂させる中心人物だ」と表現した。このようなクリスチャントゥデイの報道とは裏腹に、「ダビデ張(張在亨)」と「日本クリスチャントゥデイ」を日本の正統教会は強く警戒している

ニュースアンドジョイへの相次ぐ攻撃も、こうした内容と同じパターンだ。クリスチャントゥデイの戦略は「従北派」(北朝鮮思想に傾倒する)批判を名分に極右キリスト教勢力を動員して、再臨主疑惑報道はこういったメディア間の争いなのだと話題を転換させたいようだ。クリスチャントゥデイはニュースアンドジョイを「主体思想派」「首領教」(北朝鮮側の立場だと)と誹謗し、共産主義的メディアだと追い込みをかけてきた。全く事実ではないことを「疑惑」と称して、記者個人を攻撃するが、同紙は疑惑の事実確認すらしないでねつ造報道を行っている。

張在亨は依然、韓国内でも異端疑惑が解けない人物だ。主要教団は、張を擁護する以上は異端擁護メディアとして規定する決議を維持している。それにもかかわらず、なぜ関連メディア各社は未だに張とオリベット大学に同調した広報を続けるのか。関係各社からの訴訟リスクも抱えながら張を擁護する必要があるのだろうか。(画像・ニュースアンドジョイが制作した張グループの配置図)

張は早くからメディアの重要性を知っていた…彼はすべてにおいて1位に執着…関連メディアの発信力を確立させて張を守る盾の役割として利用

張のメディア各社の特徴は自分たちを「1位の報道機関」と主張する点だ。韓国クリスチャントゥデイは2002年の時点から宗教新聞1位というタイトルを誇示している。米国の基督日報も米国宗教新聞1位という表現を使っている。クリスチャンポストも「世界1位のキリスト教ウェブサイト」だと紹介している。クリスチャントゥデイは2012年、福音派老舗マガジンのクリスチャニティトゥデイ連載記事を非難し、クリスチャンポストは現在、世界最大のキリスト教新聞社として支持されていると報じ、再臨主報道を行ったクリスチャニティトゥデイは「小規模な媒体にすぎない」とけなした。そして、張側は「我々のメディアは公に発信力をもつ媒体だ」と自画自賛した。しかし、実際に張のメディア各社がどれほどの影響力を持つかは疑問だ。ニュースアンドジョイは2009年、突如始めたクリスチャントゥデイ版「CTエンターテイメント」という特設サイトで多くの芸能ニュースを量産してクリック数を誘導した事実を確認し、報道したことがある。

米国の張側メディアはアクセス数操作で数十憶ウォンの広告を受注したという疑惑が追及されている。日本の元スタッフらも「日本クリスチャントゥデイは日本最大のアクセス数を誇るキリスト教メディアと聞いていた」と証言。「確かにアクセスは多いが日本より米国から多くアクセスさせていた」と語っている。このように無理なアクセス操作を増やし健全なキリスト教言論を標ぼうする意図はどこにあるのだろか。

元クリスチャントゥデイ広告局長(元信者)イ・ドンジュン氏は「張牧師は普段はよい記事を(クリスチャントゥデイに)書くべきだと言った。そうしてこそ、重要な時に嘘をついても真実だと信じさせることができ、その嘘の効果も増大できるからだ」と証言した。普段は普通のキリスト教メディアのように記事を書きながら読者に信頼させ、危機的状況になれば張牧師を守るための記事を載せても読者は違和感を抱かなくなるという理論だ。イ・ドンジュン氏は「張牧師は内部に対して『インターネットは神様に出会う道具だ』と教えていた。幹部クラスでなければこの働きはできない。張牧師はクリスチャントゥデイなどのメディアに対して『私を守るための盾の役割をせよ』と話していた」とも証言している。

張側の関連メディア各社 取材に応じず沈黙…これら攻撃的報道はクリスチャントゥデイが自ら張の盾だとカミングアウトしたも同然である。

ニュースアンドジョイは今年、日本で張牧師を再臨主と信じた脱会者が現れた事実と、この9月に大韓イエス教長老会統合総会でクリスチャントゥデイを依然「異端擁護メディア規定」と再確認した事実をきっかけに、2018年現在、張という人物が現在までにどのような影響力を及ぼしているのか日本、米国、韓国の現状を詳細に調査することにした。このシリーズを報じる企画段階で張と関係がある団体、特にメディアと張の関係性を明確に解明する必要性を感じた。しかし、張在亨本人はもちろん、彼の教団である合福、張を擁護する記事を発信するクリスチャントゥデイ(日本、韓国、海外)、基督日報、ベリタスは取材に一切応じることはなかった。

この結果、クリスチャントゥデイは正当性の釈明以前の問題であり、むしろ「張在亨の盾」であることを自ら立証したことになる。クリスチャントゥデイがこれまで保守派キリスト教界と大型教会からの支持を得やすい情報を意識して報じてきた本当の目的が明らかになった。我々キリスト教徒は、クリスチャントゥデイをはじめ再臨主疑惑を解消できない張在亨、関連団体、メディア各社の正体を知り警戒する必要があるのだ。