大韓イエス教長老会合同福音教団の教会を現地調査 クリスチャントゥデイの記者が張牧師の教会牧師に変身

クリスチャンレビュー・ニュースアンドジョイ寄稿2012年4月22日号

 

韓国の教団、団体が韓国基督教総連合会(以下CCK)に加入するためには条件として一定の基準を満たす教会数、正会員数を設けています。CCKではその基準をクリアーするために虚偽の教会数、会員数を申告して加入したことが発覚した場合は、CCKはその教団を除名しなければならない決まりがあります。

現在(2012年当時)、小規模教団が教会数と会員数を水増ししてCCKに加入している可能性があるのです。張在享(ジャン・ジェヒョン)の合同福音教団は現代宗教、クリスチャンレビュー、ニュースアンドジョイなどの調査の結果、同教団の多くの教会が実際には実在していないことが確認されました。

しかし、最大の問題はこのような調査が各社によって行われたにも関わらずCCKが実態調査を行っていないことです。教会の登録名簿に掲載されている教会が実在しないばかりか、クリスチャントゥデイの若い記者やイエス青年会のメンバーが合同福音教団の教職者として登録されていました。

張在享は統一教会出身であることは明白になりました。それにもかかわらずCCKの歴代会長は張氏と合同福音教団を容認してきたのでしょうか? CCKにおいて公式的に張氏は「異端ではない」と発表された事実もありません。

最近では、CCKの従来からの異端似非対策委員である崔三卿(チェ・サムギョン)牧師とパク・ヒョンテク牧師などを交代させて新しい調査委員会を結成し、張在享や異端であるピョン・スンウに異端性がないと報告しました。その報告書は実行委員会が受理せず、新しい委員会は「異端擁護(親異端派)だ」として解体されました。

なぜ、クリスチャントゥデイは韓国の主要な異端研究家たちをあそこまで攻撃したのでしょうか。

各紙は合同福音教団のミョンジ教会の住所リストに掲載されている安岩洞1-87-1にあるソンジョングリーンのテナントを訪問しました。そこに教会の看板も十字架も見当たりませんでした。

ニュースアンドジョイ

張牧師の教団は活動実態に疑惑だらけ。教会を訪ねるもテナント。クリスチャントゥデイの記者が教職者に変身

再臨のキリスト疑惑が追及されている張在享(オリベット大学学長・クリスチャントゥデイ創設者)が所属する大韓イエス教長老会合同福音教団(キム・サンヨン総会長)がCCK代表オム・シンヒョン、チェ・ヒボム総務に申告した教団の活動実態を示す報告書のうち相当部分が偽造されている疑惑が提起されている。2007年、CCKに提出した同教団の4つの教会を現地調査した結果、いずれも実在しなかった。

ミョンジ教会の牧師として登録されているY牧師に電話をかけてみた。すると「私はY牧師ではない。医者だが?ほかの誰かと間違えているのではないか」と答えた。また、サンドル教会には貿易会社が入居していた。他にも第一教会には教会がなく張氏が設立した学生宣教団体「ACM」(ノ・スンヒョン代表:アポストロス・キャンパス・ミニストリー)という団体事務所が入っていた。他にシンアム教会は唯一、看板が出ていたものの入口は閉鎖されていた。周辺への聞き込みで先月の7月に退去していたことが判明した。シンアム教会は金曜、日曜日に学生とみられる十人程度の若者が集まっていたが集まるたびに大声をあげて異言で祈り近所から苦情が出ていたという。リーダーは大変若く牧師と呼ばず、「牧者」と呼ばれていた。シンアム教会は公共料金の支払いを滞納し退出していたこともわかった。

このような実態について本部である合同福音教団事務局に電話取材したところ、「2007にCCKに提出した教団名簿は虚偽報告ではない」と回答した。「一部の教会は引っ越してなかには退会した教会もある」と述べ、それ以上は何も答えなかった。

その後、同教団のポンチョン第一教会の主管牧師はイエス青年会のキム・デギ(当時28歳)の名前になっており、釜山大教会の牧師はクリスチャントゥデイのチェ・ウンチョル記者が務めていた。彼は釜山支局に所属しているがソウルに異動していたこともわかった。このように張氏が設立したクリスチャントゥデイや団体の幹部、メンバーたちが合同福音教団の教職者として堂々と活動しているのだ。

オーストラリア在住の韓国人キリスト教コミュニティを対象に発行している月刊クリスチャンレビュー(代表クォン・スンヒョン)は2012年10月号、11月号で合同福音教団の前身である国際合同福音B教団が2002年にCCKに提出した「宣教活動の現況報告」を公開した。シドニーなど3つの教区に755人の信者がいるという報告は虚偽だと主張している。

クリスチャンレビューによれば合同福音教団のオーストラリア支部教会であるシドニー第一教会はクリスチャントゥデイ・オーストラリア創刊当時のオフィスと同住所で、牧師のチョン・ギョンジュン氏は同社の初代代表だという。他にも韓国クリスチャントゥデイ代表イム・ソンス氏とイ・インギュ広告局長、リュ・ジェガン記者(2002年当時はオーストラリアでクリスチャントゥデイに従事)、イエス青年会のキム・デギ氏が牧師として記載されていた。クリスチャントゥデイの記者たちはみな20代前半だ。

一部のクリスチャントゥデイ記者は教団の事業使役者に化ける?

2002年の国際合同福音B教団の報告書と2007年の名称変更後の合同福音教団の名簿はさらに偽造されている可能性がある。この結果、張氏は偽造した内容を含む書類をCCKに提出し、CCKは加盟資格を与えたことになる。

張氏にとってCCK加入は彼の疑惑(再臨主、統一問題)を払拭するのに好都合だった。香港独立調査団で再臨主疑惑を追及したダニエル・オー委員長は「欧米のキリスト教関係者は張氏がCCKに加入しているので我々の調査報告を信用してくれない」と発言している。CCKは一体この実態についてどう考えているのだろうか。韓国を代表するはずの連合機関が加盟教団の実態を把握せず監督する能力がないというのか。CCKは虚偽申告についてある程度把握しているが具体的に対応していない。

 

編集後記

この記事は2012年に韓国のニュースアンドジョイ、オーストラリア在住韓国人キリスト教コミュニティ向けに発行するクリスチャンレビュー紙の記事を日本語訳にしたものです。日本でも張氏の教会について韓国同様の疑惑が取り上げられていました。関係する代表者名は当時のものです。このグループが世界各地で「疑惑だらけ」の活動を行っていたことを知る貴重なニュースです。本紙は独自に日本支部(合同福音教団)の名簿を入手しました。その多くが偽造されていたことを確認しています。追って報じる予定です。