教会と信仰:チャン・ウンチョル記者

 

再臨主疑惑を受けている張在亨(ジャン・ジェヒョン)氏が設立したクリスチャントゥデイが8月21日、韓国ソウル中央地方裁判所から財団法人ハンビットヌリに対する記事について訂正報道文を掲載した上で3500万ウォン(約350万円)の損害賠償をするよう命じる判決を受けたことで注目を集めている。

クリスチャントゥデイのホームページ画面

 

ニュースアンドジョイによると「ハンビットヌリ(キム・ヒョングク理事長)に数十億円ウォンの脱税疑惑を提起したクリスチャントゥデイに対し、訂正報道と損害賠償を求める判決を受けた」として、「ソウル中央地裁は8月21日、クリスチャントゥデイに対しハンビットヌリに脱税した事実がないことが明らかとなり記事を正す」という内容の訂正報道を掲載し、記事を書いたイ・デウン記者と編集者のキム・ジヨン記者、イ・ジョンウォン前社長に総額3500万ウォンを賠償するよう判決が下さった」と伝えた。

クリスチャントゥデイがハンビットヌリに対して脱税したという疑惑提起などの記事を3回(2018年12月14日、17日、20日)にわたって詳細に報じた理由は何であろうか。クリスチャントゥデイが報じた記事のタイトルをみると意図を推測することができる。「ニュースアンドジョイの金脈 ハンビットヌリ、巨額脱税疑惑」「ニュースアンドジョイ金脈 ハンビットヌリ、今度は不動産売却代金脱税疑惑」といったタイトルで報じた。ニュースアンドジョイがハンビットヌリ側から後援金などで財政支援を受けていると考えたクリスチャントゥデイはハンビットヌリを非難する記事でニュースアンドジョイに否定的な影響を与えようとしたと考えられる。しかし、結果的にクリスチャントゥデイの意図とは異なる結論が下された。裁判所はむしろクリスチャントゥデイの記事が訂正報道し、3500万ウォンという少なくない金額の損害賠償をせよと判決したのだ。クリスチャントゥデイ側は「公益性が云々」と自分たちの記事について釈明したが裁判所は「イ・デウン被告のハンビットヌリ脱税疑惑の取材報道はニュースアンドジョイとの攻防で相手を非難する意図により企画され推進されたものであり、その精度が疑われ、各記事ごとのタイトルに「ニュースアンドジョイ金脈」という低俗な表現を使用して読者に良くない印象を与えたことをみると、被告がこの記事を掲載するにあたり、公益性を目的としたという主張に強い疑問が生じる」などと判示した。

クリスチャントゥデイ側は今回の裁判所による判決に対して不服とし控訴することがわかった。

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