本紙代表、韓国主要教団における「異端」に対する総会決議を解説

異端、異端性、関係禁止、鋭意注視、聞き慣れない規定について学ぼう。似而非集団(サイビ)は反社会的カルト

 

本紙代表で韓国キリスト教異端相談所協会の日本支部所長を務める張清益(チャン・チョンイク)牧師が韓国主要教団の総会決議書から「異端規定」に関する説明と日本では聞き慣れない専門用語について韓国基督教教会連合(CCIK)白書を参考に解説する。

救援派(クオンパ)

救援派(クオンパ)は名称を変えて日本国内で活動を活発化している。政治家、有力者に近づき「友好関係」を広げながら勢力を拡大している。主要教団による決議によれば救援派は「異端」であり「カルト集団」だ。

日本では宗教法人東京恩恵教会(東京都新宿区)を拠点に救援派の団体名を伏せて活動を活発化している。朴玉洙(パク・オクス)が代表を務める救援派は古くは1985年に基督教大韓・聖潔教会(韓国のホーリネス)第40回総会で「異端似而非集団」と決議された。この似而非(サイビ)は日本では聞き慣れない表現だが「偽物」「似非」(えせ)を意味しカルト(反社会的)を意味する。教理上の明らかな問題を「異端」、団体が反社会的、問題行為を行っている点を「カルト」(サイビ)と評価している。「異端再確認」とは総会で改めて教理上の異端性を確認したという意味である。つまり、救援派はキリスト教の異端(教理)でありカルトということになる。国内ではカンタータという文化交流イベント、音楽イベント、NPO法人IYF(国際青少年連合)として拡大を図っている。キリスト教団体、教会にイベントの案内を郵送するため何も知らない人が参加するケースが後を絶たない。関連ニュースはこちら

救援派の拠点である東京恩恵教会

 

インターコープ宣教会

日本でもインターコープは活発に活動している。「インターコープ宣教会」は今年の総会においても主要教団が参加を禁じる決議を下した。

国内では「なにも問題はない」「韓国では問題視されているのは嘘だ」という団体側の説明を受け影響を受けている牧師、信徒は少なくない。このケースは大韓イエス教長老会合同が「参加禁止」「交流禁止」を決議した。これは文字の通り「インターコープは二元論的思想、非聖書的な運動、歪曲された終末論、反キリスト論」を軸としているために参加を禁じる、交流も禁じるという決議だ。実際に海外で事件を起こしており母体をもつ韓国では主要教団が問題視していることが確認できる。最新の情報によれば2019年9月の主要教団の総会でインターコープを「参加禁止継続」で決議した。正確な情報が入りにくい日本で活動を活発化させる可能性は十分にある。関連ニュースはこちら

 

 

張在亨(ジャン・ジェヒョン)

張氏側の信者はネット(IT)を巧みに駆使しながら情報戦で挑んでくる。事実ではない情報を「本当のように」書くケースもあるので要注意

クリスチャントゥデイを設立した張在亨(ジャン・ジェヒョン)は2009年に大韓イエス教長老会統合第94回総会で「張氏を再臨のキリストと信じた人々の証言が多く、彼の話を信頼することができない」ことを根拠に「鋭意(えいい)注視」「警戒」と決議した。これは「十分に監視していく必要がある」という意味で「警戒」は字の如く「隠された問題があることを前提に警戒する」統合派の姿勢を示している。合神は「参加禁止」としている。これは張在亨氏が行う様々な集会、活動に教団として関わらないことを規定した内容だ。張側は「2009年(高神)に決議されたが現在は取り消した」「2013年には決議されたかもしれないが現在まで何も審議されていないではないか」と主張し、それが自分たちの教祖の異端性がなくなった根拠だと主張する。何も知らない牧師や信徒は韓国側のシステムを理解していないので「異端性はない」等と判断するケースが後を絶たない。総会は毎年行われ、何百とある団体をすべて決議することはできない。取り下げたものは総会で公にされ各教団が運営するメディア等で公告するからだ。2009年以降、統合、合神、高神派は張氏への決議内容を一切変更していない。この事実を各派の幹部が本紙に対して回答した。関連ニュースはこちら

 

異端擁護メディア クリスチャントゥデイ

韓国ではキリスト教メディアに対する主要教団の姿勢も厳しい。特に「異端擁護」と定められたメディアはキリスト教界で信用を失ったことを意味する。「異端を擁護しているので擁護メディアだ」と誤解されているがクリスチャントゥデイについては統一教会前歴がありその真相を明らかに出来ていない問題と自身の再臨主疑惑が晴れていないことから「以前、異端側の人間」と警戒されている。そのような人物をクリスチャントゥデイは積極的に肯定的に取り上げ、張氏を擁護する記事を配信していることから「擁護メディア」と決議された。関連ニュースはこちら

 

 

(故)朴潤植 イ・スンヒョン 平康第一教会 救済史シリーズ

日本ではキリスト教出版社イーグレープが日本での活動を後押ししている平康第一教会の救済史シリーズ。韓国側での決議内容を伏せ「正統派」を装い活動していることはほとんど知られていない。91年に統合派第76回総会で「キリスト論、堕落論、啓示観、創造論」共に教理上の異端であると決議された。その間「異端」決議は有効だったが統合派は2015年の第100回総会で平康第一教会の異端であることを取り下げない「維持」を規定した。2014年、基督教大韓監理会(メソジスト)は鋭意注視とした。教祖の朴潤植(パク・ユンシク)氏は2014年に死去したが、後継者イ・スンヒョン氏。今年も福音派の教会を会場にイーグレープが協賛して日本全国で救済史シリーズのセミナーが行われている。この教団は韓国の裁判所認定で「教祖のパク・ユンシク氏は統一教会思想を持つ人物」と事実認定されている。正確な情報を知る由もない日本の教会が深く関ってしまうと彼らとの関係を容易に切ることは困難となる。関連するニュースはこちら

韓国側で下された決議内容を正確に理解した上で判断してほしい。