教団本部牧師、韓国CT前代表らと記念撮影。峯野氏はやはり知っていたのか

2016年1月11日、合福教団本部前で記念撮影をする峯野氏とクリスチャントゥデイ代表の矢田氏。張在亨の教団との関係がこれで確かなものになった。(画像:大韓イエス教長老会合福総会サイトより)

衝撃的な写真が発見された。まず、この事実を読者に伝える必要に迫られた。その前に簡単に経緯を説明したいと思う。

7月3日、ウェスレアン・ホーリネス教団(以下、WH教団)が開いた臨時総会で去年の総会後に立ち上げられた「CT特別調査委員会」の最終調査報告に基づく、教団委員会の見解案が示され可決された。本紙はWH教団から提供されたプレスリリースに基づき、独自取材の結果次のように報じた。「(速報)CT特別調査委員会、WH教団総会で調査結果を報告。クリスチャントゥデイに関する教団委員会の見解案圧倒的多数で可決」(7月8日号)。記事では下記のとおり取上げた。

(以下、引用)

CT特別調査委員会側は「どのように調査を行なってもこのような(健全ではない)結論しか出しようがない」という回答を繰り返した。また、CT社と関連団体は張在亨氏と「人脈的、間接的関係性は現在もある」と述べた。異端性、カルト性の有無については言及を避けたものの「張在亨氏を再臨主と教える教理が行なわれていた」ことについては今回の調査で確認に至ったことを明らかにした。その上で教団委員会側から「張在亨という人物は人伝に自分を再臨主と教えている。それは、恐ろしいことであり教会はそれには反対の意を示すことは当然だ」と述べた。調査委員会によれば、「CT社からも彼らが主張する資料を提出してもらい、十分に調査した。彼らも調査に対し誠実に対応してくれた。我々も責任をもって調査に臨んだ」とした。しかし、CT社が提出した膨大な資料を精査した結果「健全とは言えない」との結論に至ったことを明らかにした。

(中略)

ある議員から「CTが救世軍の山谷真少佐を名誉棄損で訴えた際の裁判記録を読んだのか」との質問に調査委員会は「すべて読んだ」とし、一般的に流通している情報だけではなく独自に入手したものが相当あることを強調した。さらに今回の調査は弁護士に依頼して法的に、社会常識的に公開して問題がない内容でまとめたとした。またこの調査報告はCT社の法人としての活動を妨害する目的ではなく、「調査した以上、出た結果について“事実は事実”として示す必要がある」として理解を求めた。ある教団委員は「社会的責任のある宗教法人WH教団として、健全ではなく問題が確認された法人としてのCT社とは距離を置くしかない。それは致し方ないことであり、むしろ社会に対して良い誠意ある対応だ」と理解を求めた。この発言に賛成するという意見が多くあがったという。」(引用終わり)

https://cult110.info/christiantoday-ainohikari-assembly-olivet-assembly-japan-david-jang/christian-today-wh-2020-0708/

今回の総会決議は、宗教法人であるウェスレアン・ホーリネス教団が法人としてのクリスチャントゥデイに対して、張在亨(ジャン・ジェヒョン)という人物の再臨主疑惑と、その繋(つな)がりから経営が不健全であるとする2点を中心に問題視した結果であり、故に「疑惑が払拭できない」「(教団として) “距離を置く”」「動向を注視する」との立場を示した。ここが最大のポイントだといえる。「さらに宗教法人としてこの決議は社会に対して良い誠意ある対応だ」と委員会から発言があったことも確認された。

東京ソフィア教会で説教をする張在亨氏。2017年まで毎年のように来日していた。その事実は公にはされて来なかった。(画像:元信者提供)

2011年から同社の代表取締役会長を務め、2019年11月30日に退任した峯野龍弘氏(淀橋教会主管牧師)はWH教団内部関係者に「2005年頃にクリスチャントゥデイ代表(当時)の高柳泉氏の紹介で張在亨氏と淀橋教会で会談した事実」を認め、詳細にわたって経緯を説明したという。本紙は次のようにも報じた。

本紙記事 以下、引用)

それ以降、CT社の関係者は張氏の求めに応じて教会信者(張氏は弟子と説明)を淀橋教会で預かるかたちで淀橋教会に転入したことが既に確認されている。同社の初代代表だった高柳泉氏(オリベットアッセンブリー教団所属=牧師)や一部の現職員らが面談の席に同席していたことも峯野氏は認めている。現社長の矢田氏(淀橋教会員、2019年5月役員退任)、内田周作氏はその経緯で淀橋教会員となり現在に至っている。

(引用、終わり)https://cult110.info/christiantoday-ainohikari-assembly-olivet-assembly-japan-david-jang/christian-today-wh-2020-0708/

張在亨氏の公式サイト上で現在も公開されている峯野氏とのツーショット。ここで何が語られたのか。WH教団側はすでに把握している模様だ。(画像:張在亨氏の公式サイトより)

また本紙は「淀橋教会ダビデ信者受け入れの真相(1)(2)」(2019年10月22日・26日掲載)で峯野氏が認めたCTと張氏の関係性を次のように紹介した。

https://cult110.info/christiantoday-ainohikari-assembly-olivet-assembly-japan-david-jang/wh-2019-10-4321yodabashi/ https://cult110.info/christiantoday-ainohikari-assembly-olivet-assembly-japan-david-jang/wh-2019-yodobashi2/

(以下、引用)

「2005年頃に当時のクリスチャントゥデイ代表だった高柳泉氏から紹介したいという要請を受け、淀橋教会で張在亨牧師と面会した。この際、通訳者の他に代表の高柳氏と2、3名の記者が同席した。この席で、張牧師は自身の統一教会前歴を否定し、カリスマ性のある発言をした。2004年にJEAがCTの取材を受けないという内部報告書を出した直後だっただけに、福音派に影響力のある峯野先生に力添えをお願いしたいとCTの運営を任された。その際に自分(張牧師)の弟子である記者たちを迫害から守るためにという理由で淀橋教会が預かることを承諾した」

「私の記憶では、その面会の場に学生記者という矢田兄弟がいた。」「矢田兄弟が初めて礼拝に出席した時の様子を克明に覚えている。」「韓国クリスチャントゥデイと日本のクリスチャントゥデイが関係ないという説明は理解ができない。ジャン先生がお作りになったメディアをオリベット大学でITを学んだ弟子たちが宣教のために頑張っていると聞いた。」「関係がないというのは法人上の問題であり、日韓クリスチャントゥデイはむこう(韓国)から託された働きだ。」「私は韓国クリスチャントゥデイをたびたび訪問して会長の立場で経営アイデアをうかがってきたことがある。」

(引用終わり)

この発言は峯野氏が本誌を含むWH教団関係者に認めた内容だ。これら発言は関係者により記録されておりもはや否定できない。注目すべき点はCTの主張と裏腹に来臨のキリスト疑惑が諸教会から問題視されている張在亨氏が創立した韓国CTと日本のCTは「法人格上異なる代表者名義で登記されている」という事実と、当の本人である「張氏から託されたこと」を認めている点だ。高柳氏が取材用に「自分が通う教会名を用意するよう」指示したマニュアルも見つかった。これは矢田氏や現職員に当時共有されたものだ。彼らは張氏の教会で説教や活動している記録も見つかっているにもかかわらず、なぜ「私は東京ソフィア教会員です」などと関連教会名を明かさなかったのか。これを「ウソ」という。誠実ではない。元メンバーの証言と記録から偽名で名刺を作るように指示されていたこともわかった。

張氏と峯野氏との会合の席に前代表の高柳氏、現代表の矢田氏らが同席していたと峯野氏は証言している。そして、「韓国クリスチャントゥデイをたびたび訪問して会長の立場で経営アイデアをうかがってきたことがある」とも語っている。なぜ、会社の最高責任者であり張在亨氏に直接会った峯野氏の発言と、会社を「個人的」に設立して「張氏と関係がない媒体」を主張する高柳氏が、ここまで異なる主張を展開できるのだろうか。高柳氏らが張氏との面会に同席していたならなおさらである。なぜ、自分の会社の創設者と日本での後に会長となる峯野氏の発言に沈黙を続けるのだろか。

さきのWH教団CT特別調査委員会はこのような曖昧で事実を隠す不誠実な彼らの「人となり」も最終報告書に反映させたものと思われる。自分の設立した会社の「創設経緯」を偽って対外的に説明し、平然と法廷(山谷真少佐との民事訴訟)で偽証したとなれば信用できないことは明確だ。疑われ、追及を受け、諸教会から取材拒否を受けた原因は張在亨氏とその弟子であるCTのメンバーにある。誰かが報じたり、問題提起したことはむしろ正確な情報を示す公益性のある必然的な行為にすぎない。「誹謗中傷を受けた」と虚偽の主張を法的に展開させたことは欺瞞(ぎまん)である。

彼らに残された活路はただひとつ、誰かを法的に訴えるなど再び法的措置に出るのではなく相手の人格を歪めるような報道に徹するのでもなく、早急に記者会見を行なうべきだ。そこで堂々と主張すればよい。再びCTが裁判を起こせば諸教団はより厳しい対応に出るだろう。ネットに閉じこもって発信するCTの誹謗中傷や印象操作をうかがわせる記事に読者は食傷気味だ。事実、WH教団の公式見解を受け、諸教団はCTへの防御策を時間とともに講じ始めている。それに気付いていないのか?

今回、峯野氏が2016年1月11日に「来臨のキリスト」と内部で密かに信仰されている疑惑がもたれる張在亨氏の教団と関連事業体を訪問した記録が大韓イエス教長老会合福の教団サイトから発見された。通常では発見できないようなところから見つかった。「友好協力関係を互いにさらに深めた」などの記述がある。この事実を、峯野氏は当時の従業員(2018年2月末一斉離職)には一切伏せていた。「これほど大きな問題になっているならなぜ話さないのか?」と当時の従業員は驚きを隠せない。

同行したクリスチャントゥデイ代表の矢田氏(当時・淀橋教会役員)にしても「張在亨氏とは関係はない」「知らない」と元従業員や関わりがある諸教会で説明しており、「クリスチャントゥデイ(日本)は韓国クリスチャントゥデイと別媒体だ」「前代表の時、たまたま似たような名前になってしまった」などと話していた。このような説明を矢田氏や高柳氏から聞いた関係者は大勢いる。

しかし、矢田氏、高柳氏を含め、クリスチャントゥデイに従事してきた中心的な人物らの妻は張氏の教団である大韓イエス教長老会合同福音(現・合福)の韓国人宣教師であることから深い繋(つな)がりが疑われていた。今回、合福教団の公式サイトリンクから見つかった「総会ニュース」には同教団の総務ソン・イルグォン牧師(冒頭の写真左)、峯野龍弘牧師、クリスチャントゥデイ代表の矢田喬大氏、韓国クリスチャントゥデイ代表(コミッショナー)で同教団牧師のイム・ソンス氏が写っていた。

国際リーダー会議に出席したクリスチャントゥデイ代表ら、あいのひかり教団教職者たち

上記写真の解説

張在亨氏が最高指導者として率いるワールドオリベットアッセンブリー教団公式サイトに掲載されていた「国際リーダー会議」の集合写真。各国の支部教会、関連事業体の代表らが集まった。左から赤丸はWEAに深く関与している幹部ら。クリスチャンポスト、CMCIなどを歴任した幹部級信者たち。黄色丸は、クリスチャントゥデイ編集長の井出北斗氏、社長の矢田喬大氏。周辺には元同社記者の姿も確認できる。緑色の丸は大韓イエス教長老会合福教団(旧合同福音)の代表、牧師ら。ほとんどが関連団体で幹部を務めている。青丸は巨額詐欺不正融資等事件で有罪が確定したトニー・リン氏と思われる。左隣はその妻で組織ナンバー2とされるこの宗教団体を張氏と共に設立した元摂理信者「趙保羅」(チョウ・ボラ)秘書長らしい姿もみえる(資料:香港CGNER)。真ん中には同じく有罪が確定したCMCI元代表のウィリアム・アンダーソン氏とその妻の姿も。真ん中のオレンジ色枠は張在亨氏。右手の青丸は有罪が確定した元IBT代表のエチエンヌ・ウザク氏。アジア系が多く、過去に日本で宣教活動をした人物やあいのひかり教団の教職者も多数確認できる。(このページは現在削除されている。一部加工している。2017年~2018年に掲載されたもの。正確な日時は不明)

上記の写真を拡大したもの。張在亨氏が率いるワールドオリベットアッセンブリーで各国の関連団体代表、幹部、リーダーらと共に写真に収まるクリスチャントゥデイ代表矢田氏、編集長の井出氏

矢田氏は2017年から2018年頃に張氏が最高指導者として率いるワールドオリベットアッセンブリー教団の国際リーダー会議に出席。世界各国から集った関連事業体の代表と共に写真に収まっている。そこには巨額詐欺不正融資事件等で有罪判決が確定したクリスチャンポスト、クリスチャントゥデイの本部機能を果たしていたCMCI(当時)やIBT元代表、オリベット大学の幹部らが張在亨氏と共に写っていた。日本のあいのひかり教団(オリベットアッセンブリー教団)牧師、元CT記者らも大勢確認できた。

峯野氏、韓国の張在亨関連団体を訪問していた

今回、峯野氏は張氏が率いる関連団体を訪問していたことが明白となった。なぜ、前任の高柳氏や現代表の矢田氏らが「関係性」を否定しているのを知りながら、会長の立場で事実を説明しなかったのか。3日の臨時総会で自分が強い影響力を行使するWH教団教職者、信徒代表などから「健全ではない」と指摘を受け、一部関係者によれば淀橋教会の議員(総会議決権をもつ)のほとんどが「クリスチャントゥデイにNO」をつきつけたという。去年の教団総会で峯野氏は「CTの正しさは必ず証明される」と会場で発言。米国で起きた巨額詐欺事件等をねつ造だと主張していた。結果的に峯野氏の発言はCT関係者から聞かされた話を鵜呑みにしていたにすぎなかった。

通常、信頼され長年の付き合いであれば淀橋教会の役員らは矢田氏らをかばうはずだ。峯野氏は「矢田氏はジャン(張在亨)先生と会合後に私の一存で役員にした」と峯野氏は説明している。本人も「最年少役員」と紹介していた。淀橋教会の役員の情報によると矢田氏は2019年5月まで同教会の役員だった。だが驚いたことに数人以外の淀橋勢はそのような姿勢を示さなかった。当事者である峯野氏もWH教団委員会とCT特別調査委員会の見解を受け入れていると伝えられる。

日本基督教団は2度にわたり議長声明を出してCTと張氏を警戒する立場を示した。日本福音同盟(JEA)も加盟団体宛に2度の注意喚起を促した。最後にクリスチャントゥデイを守り運営の基盤となっていた淀橋教会の所属教団「ウェスレアン・ホーリネス教団」が、1年余りの調査を経て「疑惑を払拭できなかった」と見解を示した。

峯野氏はなぜ、ここまで張在亨氏とその弟子たちを守ろうとするのだろか。新たな疑惑が浮上する可能性も否めない。株式会社クリスチャントゥデイの最高責任者を務め、キリスト教界に対してCTを擁護してきた峯野氏。その信頼から同社に疑惑があっても“問題ない”と関わりを持ち続けてきた人は多い。元会長として説明責任を免れないのではないか。

合福教団のサイトに掲載された内容は以下のとおり

「今月(2016年1月)11日、日本福音同盟(JEA)前理事長で日本の福音派で代表的な牧師として知られる峯野龍弘牧師(淀橋教会担任)が合福教団総会会館を訪れ、これまで築いてきた友好協力関係を互いにさらに深めた。峯野牧師は、合福教団、その使役分科、そして推進事業(関連事業体)の説明を受けた。合福教団の特に自立した宣教モデルに感銘を受けていた。峯野牧師は『多くの命を救うために努力する合福教団のために祈る』と述べ、『これからも強固な同労的な関係を続けていきたい』と語った。」

張在亨氏が率いる大韓イエス教長老会合福総会(旧合同福音)の公式サイト。2016年1月11日、「日本キリスト教界指導者 峯野牧師、総会会館を訪問」