大韓イエス教長老会白石大神教団 8月30日公告 チョン・グァンフン氏(愛第一教会)など5名を免職除名

 

教会と信仰 チャン・ウンチョル記者 チョン・ガァンフン氏(愛第一教会)が所属教団の大韓イエス教長老会白石派の総会から8月30日付けで免職された。同教団の総会(総会長・イ・ジュフン牧師 裁判局長パク・ヨンジェ牧師)は9月2日付けの国民日報(37面)を通じて同氏を含む5名の教団所属牧師を免職し除名すると公告した。

白石大神教団はチョン氏らを免職と除名すると公告した。9月2日付の国民日報が37面で報じた。

免職対象者は韓国基督教総連合会代表会長のチョン・ガァンフン氏(愛第一教会)だ。チョン氏はCCKの代表会長の地位にいながら、韓国教会がすでに「異端」と決議したピョン・スンウ氏をCCK会員に受け入れるなど「親異端性」をみせていた。これに対して8つの教団異端対策委員長協議会(会長・アン・ヨンシク牧師、以下、8協議会)は今年の4月4日、光と塩教会(ユ・ヨングォン牧師)で定期会合を開き、最近の韓国基督教総連合会(CCK)がピョン・スンウ氏を異端性なしと宣言したことについて、これは深刻な問題だと認識した上で、各教団総会に報告し厳しい対処を請願することを声明書で発表している。8つの教団(気感、既成、咳、統合、白石、古神、合尋、合同)でピョン・スンウ氏に「異端」「異端性」「参加禁止」などの規定を下しており、それは現在においても有効であることを改めて明らかにした。これら韓国主要教団(8教団)の協議会は、韓キ総が韓国を代表する機関ではないことを宣言し、現会長のチョン氏も異端擁護と関連して問題がないか引き続き検討することになった。また、クリスチャン記者協会(会長・ピョ・ヒョンモ記者)は韓キ総の役員会(4月15日開催)で韓国のキリスト教放送(CBS 以下CBS)を反キリスト教言論だと規定し、各教団宛てに「後援の禁止」を要請したことと関連して「異端擁護勢力・韓国基督教総連合会の荒唐無稽な行動を糾弾する」という声明を出していた。以降、チョン氏の異端擁護の姿勢に対する批判は韓国教会内で広がりをみせた。

似非宗教(偽りの)被害対策連名(チョン・ドンソプ牧師)など6つの異端研究機関(以下6機関)が昨年の5月3日、「韓国基督教総連合会の解体を要求する」声明文を発表している。6機関は韓キ総が異端のピョン・スンウ氏を会員として受け入れるなど、その間の異端者らを擁護する行為に対して「退陣」を要求した。

一方、チョン氏は韓キ総代表会長の名義で先週の6月5日「時局宣言文」(事態を憂慮する際に発信する文書の1つ)という声明で「文在寅(ムン・ジェンイ)韓国大統領下野(失脚)」を主張するなど政治的なスローガンを唱えて乗り出したりもした。これに対し、各メディアからチョン氏への発言に対する批判が殺到した。(社)キリスト教倫理実践運動は、6月7日「韓キ総は韓国を代表する組織ではありません」というタイトルの声明書を発表しチョン氏の政治的発言について批判した。

韓国基督教総連合会のサイトに紹介されたチョン氏

チョン氏が時局宣言を通じて述べた問題発言は以下の通りである。

文在寅(ムン・ジェイン)政権は主体思想(北朝鮮における政治的理念)と宗教的信念を作り」「原発を破棄する」「大韓航空を解体する」「大統領を年末までに失脚させる」「来年4月15日の総選挙で大統領選に出馬し改憲憲法選挙を実施する」CBS(キリスト教放送)はチョン氏の発言について「言っていることの理論が合わない」とし、「大韓航空は解体されていません。大韓航空が所属した韓進(ハンジン)グループのハンジン海運は、朴槿恵(パク・クネ)政府時代の2016年9月に法定管理がなされ2017年に挟ん宣告を受けました。」とニュースで述べ、「パク・クネ政府時代に大きな声を出せばよかったではないか」と反論した。また、大統領の下野と来年の総選挙に関するチョン氏の発言は「法的な手続きをすべて無視する主張にあたる」とし、「改憲憲法選挙とは何がいいたいのか理解できない。憲法を改正すると選挙ではなく投票という言葉を使わなければならない」と言及した。このようにチョン・ガァンフン氏は基本的な問題さえ理解していないことを指摘した。

世界韓人基督教異端対策連合会(代表会長・陳用植牧師)は2019年6月20日から22日の日程で仁川(インチョン)城山教会で2泊3日の総会を開き、物議をかもしている韓キ総とチョン・ガァンフン会長を「正統なキリスト教と見ることはできない」と明らかにした。

同連合会は、6月22日付けの声明で「リュ・ガンス氏(タラッパン)、チェ・パウロ氏(インターコープ)、ジャン・ジェヒョン氏(クリスチャントゥデイ)、キム・ノア氏など様々な問題教会と機関を迎え入れ、事実上の韓国キリスト教異端団体総連合会に転落してしまった」「最近、チョン会長が率いる韓キ総は韓国キリスト教を代表する機関ではなく、異端を擁護する代表機関に転落したという点で韓キ総と共にチョン会長も正当なキリスト教と見ることはできない」と批判した。このような事態を受け、韓国大学生宣教会(韓国キャンパスクルセード・フォークライスト:CCC)が韓キ総を脱退することを決定している。今回のチョン会長所属教団での免職処分は、彼の発言による「右往左往」「親異端」などの言動による結果だ。